活動停止処分が懸念されるファビオ・パラティチの後任をトッテナムが検討中

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現在、トッテナムのフットボール担当マネージング・ディレクターを務めているファビオ・パラティチだが、ユベントスでの不正会計疑惑に関わったとして、イタリアのカルチョ界から30ヶ月の活動停止処分を受けた。

Mirror/James Nursey

トッテナムはファビオ・パラティチが世界のフットボール界で活動停止処分を受けた場合、ベンフィカのタレント発掘の名手であるルイ・ペドロ・ブラスの引き抜きに動く可能性があるようだ。

パラティチは、ユベントスでの不正会計疑惑への関与により、イタリア・カルチョ界から30ヶ月の活動停止処分を言い渡された。

およそ2年半に及ぶ活動停止処分はイタリアのみに適用されるものだが、FIFAの規定では、各国協会が自国外への活動停止処分を世界中に適用するように申請することができる。イタリアの検察によると、このスキャンダルにおいて人為的につり上げられた価値で選手が取引されていた。ユベントスは、すべての不正行為を断固として否定し、裁判所の決定に対して控訴の手続きを開始している。

しかし、現在スパーズでフットボール部門のマネージング・ディレクターを務めるパラティチは、イタリア・フットボール連盟が下した処分が控訴審で覆らない限り、イングランドにおいてもパラティチの活動停止処分に直面する可能性がある。

パラティチがスパーズで何らかの不正を働いていることを示唆する情報はないが、このスキャンダルがノースロンドンのクラブにまで飛び火してくる可能性がある。

スパーズでのパラティチの後任候補としては、ローレンス・スチュワートとポール・ウィンスタンリーが共同スポーティング・ディレクターに就任する以前にチェルシーが引き抜きに動いていることが伝えられたペドロ・ブラスの名前があがっている。ペドロ・ブラスは、ベンフィカを才能あるタレントを特定して売却することに長け、世界で最も生産性の高いクラブの一つになるまで名声を高めた人物である。

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