1月の移籍マーケットで争奪戦が激化するジェノアのディフェンダーの将来に暗雲が立ち込めている。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
トッテナムがジェノアのラドゥ・ドラグシンの獲得に動く中で、バイエルン・ミュンヘンも同ディフェンダーの獲得レースに参戦。この動きはエリック・ダイアーのブンデスリーガのクラブへの加入のチャンスにも影響を与える可能性がある。
スパーズは21歳ディフェンダーの獲得をめぐってジェノアと交渉を進めているが、2100万ポンドから2500万ポンドとみられるイタリアのクラブの提示額にはまだ達していない。
バイエルンは現在、ドラグシンの獲得に関してジェノアとの交渉を開始したが、こちらも移籍金で合意していない。
ドラグシン本人はジェノアのセリエAでのライバルであるナポリよりもプレミアリーグへの移籍を希望しており、ナポリは先週末に移籍金に2選手を加えた獲得オファーを出したがそれは拒否された。残るバイエルンかスパーズへの移籍にドラグシンは前向きであると考えられており、今週には彼の将来が明らかになりそうだ。
月曜夜のドイツの報道では、スパーズがルーマニア代表獲得レースで依然としてバイエルンを上回っていることが示唆された。
バイエルンがスパーズとの争奪戦に勝利してドラグシンを獲得した場合、ハリー・ケインの元チームメイトのとしてバイエルン行きが伝えられていたダイアーの移籍にも影響を与えるかもしれない。
先週、ダイアーはバイエルンと個人条件で合意したと考えられているが、バイエルンがセンターバックのさまざまなオプションを検討しているため、ダイアーは夢の移籍にゴーサインが出るのを待っているところだ。
今月、スパーズは新たなセンターバックの補強を最優先事項としており、アンジ・ポステコグルーはクラブに対し、月初めにそれを遂行するように呼び掛けた。
クラブはニースのジャン・クレール・トディボにも興味を持っていたが、リーグ・アンのクラブは夏までこのフランス代表ディフェンダーの残留を熱望している。