マット・ドハティ:アトレティコ・マドリードをいつも尊敬していた

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移籍マーケット最終日にトッテナムを退団したマット・ドハティは、アトレティコ・マドリードの選手としてのお披露目会でスペインのメディアの取材に応じた。

アトレティコ・マドリードへの移籍のチャンスを与えられた時に真っ先に決断したとマット・ドハティは語っている。ウルブズ時代からプレミアリーグで活躍したドハティは、2020年8月にトッテナムに加入。今回、スペインの首都マドリードへの移籍を成立させるために、移籍マーケット期限の日にノースロンドンを発った。

当初はシーズン終了までのローン移籍でアトレティコに向かうと予想されていたが、トッテナムは冬の移籍マーケットの最終盤に、彼の契約を双方合意の上で解除することで合意した。他国へのローン移籍で出て行く選手は1つのクラブで8人が限度となっているため、ディエゴ・シメオネのチーム戦力に加わるためには、2024年まで続いたスパーズとの契約を終了させなければならなかった。

ラ・リーガのチームと監督に憧れていた31歳のドハティにとって、この移籍を決断することはとても簡単な決断だったようだ。

アトレティコ・マドリードの選手としての初お披露目でドハティは次のように語っている。

「このチームが長い間貫いてきた戦い方は、いつも称賛に値するものだったよ。イングランドのチームとチャンピオンズリーグで戦っている時のアウェイのファンの熱狂ぶりもそうだね」

「監督がどのようにチームを構成し、どれだけ彼らを倒すのが難しいを知っているからこそ、いつも尊敬していたんだ」

「このチャンスを逃す手はなかったし、両手で掴みたかった。ここに来られて本当に嬉しいよ」

「このようなことが起こるとは、当時は想像もしていなかったね。その昔、僕がいろんなことに手を付けていた頃の夢は、プレミアリーグでプレーすることだった。それからその夢は叶ったんだ」

「これからこの移籍を機に、異なる文化やフットボールに触れることで、自分自身をより良くすることができると思ったんだ。さっきも言ったように、一度チャンスが巡ってきたら、それをあきらめることは不可能だったよ」

トッテナムでジョゼ・モウリーニョ、アントニオ・コンテというワールドクラスの監督のもとでプレーしてきたドハティは、シメオネのもとでさらに自分のプレーを向上させる機会を得ることになる。アトレティとは今シーズン終了までの短期契約を結んでおり、ドハティはマドリードでのキャリアを今シーズンよりさらに延長できるような印象を与えたいと考えている。

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