Football London/Alasdair Gold
ブライアン・ヒルの将来をめぐる憶測が高まる中、トッテナムがリーズのウィンガーを獲得する可能性が浮上しているようだ。
トッテナム・ホットスパーはブライアン・ヒルの後釜としてリーズのダニエル・ジェームズを数ある候補の一つとして考えているが、現段階では関心の域を脱していないとfootball.londonは理解している。
昨夏に契約したばかりのスペイン人のヒルだが、土曜日にラ・リーガのバレンシアの指揮官であるジェンナーロ・ガットゥーゾがこの選手を気に入っており、獲得したい意向を公言しており、バレンシアへの2度目のローン移籍が有力視されている。
トッテナムはこの夏、7人の選手を獲得し、アントニオ・コンテは現在のチーム戦力で残りのシーズンに臨むことに満足している。しかし、コンテのチーム構想にある選手のいずれかが移籍マーケットの残り日数で退団する場合、もしくは優秀な選手を獲得する好機が訪れた場合のみ、移籍マーケットで新戦力の獲得に動くことになる。
トッテナムは現在、選手の退団に力を入れており、特にハリー・ウィンクスとセルヒオ・レギロンは、コンテのチーム構想から外れていることを知らされている。ヒルとディフェンダーのジャフェト・タンガンガは現在コンテのチーム構想に入っているが、クラブは彼らの育成に有益な、あるいは金銭的に魅力的なローンでの移籍を考えているようだ。
コンテは土曜日に、もしヒルが去るなら彼の代わりの戦力が必要であり、クラブもそれを理解していると明言した。
「このチームはこのメンバーで行くし、もし誰かがいなくなれば、別の選手を補強しなければならない。このことは、誰にとっても明確でなければならないんだ。そうでなければ、我々はこのチーム戦力を維持し、この選手たち、このチーム戦力で道を歩み続けることになる」
「しかし、もし誰かがいなくならなければならないのであれば、別の選手を獲らなければならない。これは私にとっても、クラブにとっても非常に明確なことだが、我々はこの点で完全に同意しているよ」
スパーズは、以前にも24 歳のジェームズの獲得を検討しており、ファビオ・パラティチがこの選手を気に入っているが、昨年の夏にマンチェスター・ユナイテッドからリーズに移籍したばかりのこのウィンガーについて、両クラブでの交渉には入っていないどころか、スパーズ内での検討の段階を越えていないとfootball.londonは理解している。
このウェールズ代表ウィンガーが移籍した場合、リーズでのプレー時間よりもトッテナムでのプレー時間が減ってしまう可能性が高く、また、チャンピオンズリーグでホームグロウンとは見なされない。