ハリー・ケイン:ワールドカップのPKの失敗がトロフィーへの執念を強めた

この記事は約4分で読めます。

ハリー・ケインはフランス戦でのPKの失敗を一生忘れないと語り、さらにトッテナムとイングランド代表での成功への意欲はさらに高まったとも明かしている。

Evening Standard/Dan Kilpatrick

スパーズが昨夜クリスタルパレスに4-0で勝利した試合でハリー・ケインは先制ゴールを含む2ゴールを決め、これまで10試合連続で相手に先制点を奪われ続けた悪しき記録を終わらせた。

ワールドカップ準々決勝でフランスと対戦したイングランド代表は2-1で敗れ、その試合でケインの蹴ったPKはバーを大きく越えてしまった。それから1ヶ月足らずでシーズン再開後初の新聞社のインタビューに応じ、あの大きなミスが選手としても人間としても自身に影響を与えることはないだろうと語っている。

ケインがStandard Sport紙のインタビューで語った。

「あれは僕にとってはタフな瞬間だった。でもフットボールの一部であり、この浮き沈みのスポーツの一部なのだ。あれから少し距離をおいて考える時間があったんだけど、また戻って成功したいという気持ちがより強くなったよ。だから昨夜のような試合(パレス戦)は、僕やチームにとって良いものだし、ここ数試合の結果を考えると必要なものだったんだよ」

ケインはワールドカップ後の復帰初戦、ボクシング・デーに行われたブレントフォード戦でもゴールを決めている。

「あの(PK失敗)後は、できるだけ早くまた試合でプレーして、あのことを忘れてしまいたいと思ったんだ。乗り越えなければいけないことだからね。おそらく一生忘れないだろうけど、それもフットボールの一部。選手として、あるいは人間として、影響を受けることはないよ。これからも成長するために努力するし、再開後に初勝利を挙げることができてよかったよ」

イングランド代表のギャレス・サウスゲート監督は当初、カタール大会の後も指揮を執るかどうか迷っていたが、次の2024年のユーロ本戦の後まで指揮を執ることを明言した。

「(監督が続投してくれて)本当にうれしいよ」

「やり残したことがあるような気がするし、彼は素晴らしい監督だからね。僕らは何度かあと一歩のところまできているんだ。トーナメントでは強さを見せれたけど、細かいところでうまくいかなかった。同じチーム、同じスタッフでユーロに再挑戦するのはいいことだと思うよ」

「(サウスゲイトが続投を決めるまで)話をしていなかったね。フランス戦の後に話をして、1日ほど考える時間があって、監督がが決めたんだ。僕は監督にプレッシャーをかけたくなかったし、監督は僕らが監督の下でプレーすることをどれほど楽しんでいるかを知っているんだよ」

「彼は、僕や他の多くの選手にとって素晴らしい存在だ。3月からまた始動するしその準備はしておくよ」

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました