自信に満ちたソニーとホイヴィアが再び活躍
レスター・シティ戦ではハットトリックを達成し、韓国代表としてもゴールを量産したが、インターナショナル・ブレイクの後は調子が上がらず、このアイントラハト・フランクフルト戦では自信を取り戻したように見えた。鎌田大地が至近距離から放った先制弾でビハインドを負ったスパーズだが、その5分後、ケインのスルーパスをソンが冷静にゴールに流し込み、リリーホワイツは同点に追いつくことができた。
今月は彼にとってベストの状態ではなかったが、見事なゴールを決めたソンは自信を喪失している様子はまったくなかった。この試合の2ゴール目は、この30歳にして最高のゴールだった。
ピエール・エミール・ホイヴィアがボックス内に侵入したとき、ボールの落下地点がドンピシャだったのか、ソンは力強いボレーでケビン・トラップの守るゴール・ネットを揺らし、チームに2点のリードをもたらしたのである。ソンもさることながら、今シーズン3度目のアシストを記録したホイヴィアもまた、称賛に値するプレーだった。
コンテがセントラル・ミッドフィルダーにより多くの貢献を求めている現状で、現在2ゴール3アシストを記録しているホイヴィアはその要求に最も応えているといえる。
コンテの贅沢な采配
トッテナムの選手たちは、この夏の補強によって大きな力を得たが、コンテはこれまで、ほぼ同じメンバーで臨んできた。この水曜日のフランクフルト戦がまさにそうだった。
しかし、トッテナムが3-1でリードし、トゥータが2枚のイエローカードで退場したことで、監督に普段の試合では味わえない贅沢な時間が与えられた。最後の25分で、イタリア人監督は選手を交代させることができ、ワールドカップ前の連戦を控えてレギュラー陣に一息つかせることができた。
ロドリゴ・ベンタンクールは25分を残した交代し、ビスマやオリヴァー・スキップのような選手たちに、必要なプレー時間を与えることができた。ダビンソン・サンチェスも投入され、クリスティアン・ロメロがディフェンスの中心に入ったため、エリック・ダイアーも残り15分でベンチで一息をついた。
後半の終盤にソンとケインがファウルを受けたが、残り5分でソンがホイヴィアと共に交代してピッチを退いた。もう一方のケインは90分間のフル出場をすることになったが、コンテはワールドカップまで続く過密日程のどこかでケインを休ませるタイミングを見極める必要があるだろう。
