トッテナムは水曜日の夜、オールド・トラフォードでマンチェスター・ユナイテッドと戦うピッチの上で、かつての所属選手であるクリスチャン・エリクセンと対峙することになる。
トッテナムは水曜日の夜、マンチェスター・ユナイテッドと対戦するためにオールド・トラフォードに乗り込む際、おなじみの顔と対面を果たす。4月にブレントフォードで0-0で引き分けた試合で、スパーズを退団してから初めてクリスチャン・エリクセンと対戦したが、今夏にシアター・オブ・ドリームズを本拠地とするクラブへ移籍した。そして、今週のミッドウィークに古巣であるスパーズとレッドデビルズの一員として戦う予定である。
エリック・テンハフのもとでレギュラーとして活躍しているエリクセンだが、日曜日に0-0の引き分けたニューカッスル・ユナイテッド戦では体調不良で欠場したため、ユナイテッドはこのミッドフィルダーの復帰を祈っていることであろう。ベン・デイヴィスはトッテナムで共に過ごしたこの30歳のデンマーク人をよく知る仲であり、アントニオ・コンテがこのデンマーク人についてスカウトし、そのパフォーマンスを無効化するプランを考案すると明言している。
ウェールズ代表ディフェンダーのデイヴィスは次のように語っている。
「彼はワールドクラスの選手で、いつでもボールを持たせて時間を与えれば、とても危険な存在だ」
「だから、チームとして、この数日間は彼を研究し、止めるための作戦を練ることになるだろうね」
前回、オールド・トラフォードを訪れてから7ヶ月が経ち、その時の試合では、ロナウドがハットトリックを達成し、3-2でホームのユナイテッドが勝利を収めた。しかし、トッテナムはトップ4のライバルであったユナイテッドを相手に印象的なパフォーマンスを見せ、マンチェスターから勝ち点1を持ち帰るチャンスが十分にあった。
「あの試合ではいいプレーができていたよ。本当に良いプレーができていたし、素晴らしい内容だったけど、ロナウドがあの日は絶好調で、手がつけられなかったんだ」
11月中旬のワールドカップのためにプレミアリーグが中断するまでにあと8試合を戦うことになる。1958年以来初めてワールドカップ予選を通過したウェールズ代表の一員として、デイヴィスは母国を代表して世界最大のフットボール・イベントに出場する日はそう遠くはない。だが、そんなワールドカップ熱にうなされる前に、トッテナムこそがデイヴィスにとって当面の優先事項となる。
「目の前の試合に集中することが問題だとは思っていないよ。試合中も、次の試合までの時間も、目の前の90分間が一番大事だと思ってるからね」
「リーグ戦の最後の試合（11月12日のリーズ戦）から8日後にワールドカップに臨むのは奇妙な感じがするけど、それが決められた日程だから楽しみにしているよ」
「12日にはリーズ戦があって、それまではスパーズに集中し、その後にワールドカップに臨むんだ。それまでは重要な試合がたくさん控えているし、4～5連戦を重要な日程のかたまりと捉えて、できる限り多くのポイントを獲得する必要があるんだ。それからカタールに集中するよ」
