チェルシー対トッテナム – トゥヘルが試合終了のホイッスルの直後にコンテに伝えたことなど…5つの注目ポイント

この記事は約6分で読めます。

コンテを困らせるトゥヘルの戦術

スパーズから試合開始から10分間を除けば、スタンフォード・ブリッジでの前半はチェルシーが完全に優勢で、ハーフタイムまで1点差で済んだのは幸運だったのかもしれない。チェルシーの激しいプレスと巧みなプレーは、スパーズに大きな問題を引き起こし、コンテのチームはまったく調子が出なかった。

エンゴロ・カンテとジョルジーニョが中盤を牽引し、ブルーズは何度も何度も中央を突破した。ソンや前線の選手たちが、相手のファイナルサードでちょっとした魔法をかける必要があったが、スパーズの背番号7は、リース・ジェームズにマークされ、全く調子が出なかった。

イングランド代表のジェームズは常にソンを監視し、息つく暇を与えなかった。唯一、チェルシーのコーナーキックからルーズボールを拾ったソンがドリブルでの進軍を試みた場面があったが、ジェームズがハーフウェイ・ライン付近で引き倒し、戦術的ファウルでイエローカードとなった。

タッチライン際でのお祝い合戦

コンテは、前半のパフォーマンスから、後半の早い段階で選手交代をするつもりだったようだ。ライアン・セセニョンに代わってリシャルリソンをトッテナム・デビューさせ、かなり大胆な4-2-4のフォーメーションを選択した。

その結果、ソンとクルゼフスキが懸命にボールを奪い返した後、ピエール・エミール・ホイヴィアが遠目からゴール右隅に沈め、同点に追いついた。しかし、その瞬間、テレビ映像はゴールを決めたホイヴィアとスパーズの選手たちに注目するのではなく、タッチライン際で両ベンチが入り乱れての大乱闘に向けられた。

前半の苦境を乗り越え、同点に追いついたことを喜ぶコンテは、熱狂的なセレブレーションを披露し、チェルシーのベンチの方向へ行ったが、その結果、トーマス・トゥヘルが彼に立ち向かいことになり、2人は対峙することになった。両ベンチのコーチング・スタッフがすぐに駆けつけ、2人を引き離し、エリック・ダイアーはチームメイトとゴールを祝福するのではなく、そのベンチに駆け寄り、事態を落ち着かせよう仲裁に入った。

関連ツイート

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました