ソン・フンミン:周りで助けてくれる人がいたことも本当に大きかった

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ソン・フンミンが、レスター・シティ戦でのハットトリックと、フィットネス・コーチのジャン・ピエロ・ヴェントローネとの感動的な瞬間について語った。

トッテナムのフィットネス・コーチであるジャン・ピエロ・ヴェントローネと、レスター・シティ戦に向かう前にトレーニング・グラウンドで話しをしてくれたことで、「本当に気持ちが穏やかになったし、心から感謝している」とソン・フンミンは明かした。今シーズンの開幕からの8試合でゴールを挙げることができず、その過程で試合に影響を与えることにも苦労していたソンを、アントニオ・コンテはフォクシーズ戦でベンチ・スタートさせることにしたのである。

60分にリシャルリソンと交代で投入されたソンは、そこから13分21秒の間にハットトリックを達成し、6-2の勝利に大きく貢献した。まずボックスの外から見事なシュートを決めたソンのところには、ウーゴ・ロリスを除くチーム全員が駆け寄ってその瞬間の喜びを分かち合っていた。

感動的な瞬間はそのゴールの後だけではなく、試合終了後にソンがトンネルを抜ける前にもあり、タッチライン付近でフィットネスコーチのヴェントローネと20秒間抱き合う姿を見ることができた。イタリア人コーチは、いつもトレーニングでトッテナムの選手たちを厳しく指導しているが、ソンやチームメイトからは愛される存在である。

ハットトリックを記録したトッテナムの背番号7は、試合後に次のように語っている。

「ああ、彼はキラーだよ。キラーだけど、ジャン・ピエロとは本当に、本当に良い関係なんだ。彼の英語は完璧ではないし、時には携帯電話を持ってイタリア語から英語に翻訳してくれることもあるからね」

「それがとても重要なことなんだ。フットボールだけでなく、人生の面でも多くのアドバイスをしてくれて、本当に感謝しているよ」

「厳しい時も、素晴らしい時も、いつも僕の隣にいてくれて、すべてのスタッフにハグをしてくれて、本当に助かっているんだよ。今日もトレーニング・グラウンドやホテルを出る前に、2~3分ほど楽しい会話をしてくれて、本当に気持ちが穏やかになったし、心から感謝しているんだ」

ソンの今シーズン初ゴールを祝福する声もまた、信じられないようなものだった。彼のスーパー・ゴールはトッテナム・ホットスパー・スタジアムを騒然とさせたが、選手自身はほとんど感情を表に出さず、数メートル走ってから立ち止まった。

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