トッテナムの視点から見たベンタンクールとクルゼフスキの最も優れていることは、パラティチが圧倒的に「お買い得な移籍金」によって2人を補強したことだろう。前者はユベントスから1580万ポンドで獲得し、3年間の分割払いでその間に一定の条件が達成されれば、さらに500万ポンドが追加支払いとなる可能性がある。
クルゼフスキは830万ポンドのローン費で加入したが、その内訳は、250万ポンドが2021/22シーズンの残り期間、580万ポンドは今シーズンのローン費となっている。その後、ユベントスは、2022/23シーズンにおいて一定の条件を満たした場合、3500万ユーロ(約2920万ポンド)でスウェーデン人がトッテナムの選手となり、その条件が達成されない場合はその価格で買い取る権利がトッテナムに与えられることになる。
クルゼフスキの移籍はローン費をすべて含めて総額3750万ポンドで、ベンタンクールは追加の支払いをすべて含めると2080万ポンドとなる。両者ともこれまでのトッテナム・ホットスパー・スタジアムでの活躍を考えれば、すでにそれ以上の価値があり、合計金額5830万ポンドで2人を獲得できたことは、パラティチにとって極めて破格の投資といえるかもしれない。
移籍金が高騰し、目を見張るような値段で売られている選手もいる中で、トッテナムはこの2人を賢明な移籍金で手に入れた。現時点ですでに信じられないような金額だが、そう遠くない将来、2人がもう一段、二段とレベルアップしたときには、完全なバーゲン品と見なされるかもしれない。
ファビオ
ルイス・ディアスの獲得に失敗したときは焦りましたが、おかげでデキを獲得できたし、ベンタンクールと2人の活躍もあってアントニオ・コンテに認めてもらえた気がするよ。
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