スパーズの実験が報われ、アントニオ・コンテの要求に応えるトッテナム・ホットスパー・スタジアム

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昨シーズンはファン投票で、Barry ManilowのCan’t Smile Without Youがシーズン終盤に使用された。スパーズ・サポーターに人気のあるこの曲は、試合の後やアウェイで歌うと感動を呼び起こすが、観客を盛り上げるための音楽ではない。

Barry ManilowのCan’t Smile Without You

土曜日の試合では、キックオフ前にスピーカーからMetallicaのEnter Sandmanが流れ、新たな音楽的試みが行われた。これは、一部のアメリカのヘビーメタル・バンドのファンには好評だったようだが、これが恒例の音楽になるかどうかはまだ分からない。

ピッチの上でも、試合前やハーフタイムに、クラブは新旧の試みを続けている。キックオフ前に観客と一緒にゲームをしたり、ピッチサイドでインタビューを受けてから雰囲気を盛り上げるハイライト映像を流し、その映像には俳優のケネス・ブラナーや故ロジャー・ロイド・パックの声が長年にわたって使われている。

ハーフタイムにはスタジアムMCとして人気のポール・コイテが、クラブ・レジェンドへのインタビューや「Up the Spurs」というキャッチフレーズで観客を後半に向けて盛り上げ、さらにクラブが採用しているアンテム、McNamara’s Bandの音楽で選手がトンネルからのピッチに戻ってくる定番の演出だった。

McNamara’s Band
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