1日平均362件の「嫌がらせツイート」が送られ、人種やセクシュアリティに関するものが多く、マンチェスター・ユナイテッドの選手が最もターゲットになっているとの調査結果が発表された。
プレミアリーグの選手には毎日300件以上の「嫌がらせツイート」が送られ、10人におよそ7人がツイッターで被害を受けているという調査結果が発表された。
クリスティアーノ・ロナウド、ハリー・マグワイア、マーカス・ラッシュフォードを筆頭に、マンチェスター・ユナイテッドの選手がTwitterで最も被害を受けた10人のリストを独占しているが、その被害率が最も多いのはトッテナム・ホットスパーである。
この調査結果は、今週のプレミアリーグの新シーズン開幕を前に、通信規制当局のOfcomが火曜日に発表したものだ。
Ofcomの放送・オンラインコンテンツ担当グループのディレクターであるケビン・バクハーストは次のように語る。
「長年にわたりフットボールは、フーリガニズムや卑劣な人種差別、同性愛嫌悪に至るまで、この競技全体にドロを塗るような少数派による容認できない行為への対応において大きな前進を遂げました。しかし、こうした脅威がなくなることはありません。悲しいことですが、この報告書が思い起こさせるように、嫌がらせ行為は今やスタジアムから遠く離れたソーシャルメディアにも存在しています」
「すべてではありませんが、その被害者の多くは少数民族の出身です」