イタリアの強豪ナポリにローンで移籍したタンギ・エンドンベレは、今シーズンをセリエAでプレーすることになった。
タンギ・エンドンベレがトッテナムを離れ、イタリアのナポリに1シーズンのローン移籍で加入した。2019年7月に当時のクラブ史上最高額の移籍金でスパーズに加入したこのフランス人は、スパーズ時代にノースロンドンでトップフォームに到達するのに苦労してきた。
昨シーズンはなかなか先発メンバーに定着できず、11月に監督に就任したアントニオ・コンテは1月の移籍マーケットにこのミッドフィルダーのローンでの退団を許可し、前所属のリヨンに戻った。しかし、リーグアンでは不遇の時間を過ごし、買取オプションが行使されることはなかった。
7月のプレシーズン・トレーニングでホットスパー・ウェイに戻った25歳は、トッテナムの夏のツアーで遠征メンバーから外れ、ジオバニ・ロチェルソ、セルヒオ・レギロン、ハリー・ウィンクスと共に4つの親善試合に出場することはなかった。チームメンバーとは離れて別メニューでトレーニングを行い、この度、エンドンベレはナポリで自身のキャリアを復活させるチャンスを得た。
ルチアーノ・スパレッティのチームにシーズン・ローンで加わり、さらにナポリは2500万ポンドの買取オプションを得ているとされる。エンドンベレは、5月以来となる実戦のピッチに戻ることを望んでいるだろう。ナポリは、日曜日の夕方にスタディオ・ディエゴ・アルマンド・マラドーナにモンツァを迎え打つ。
エンドンベレは、アルフィー・ホワイトマン、トロイ・パロット、デイン・スカーレット、ジョー・ロドン、ロチェルソ、そしてデスティニー・ウドギらと共に、スパーズからローンで他クラブに活躍の場を移して2022/23シーズンに臨む、7人目の選手となる。