ルイス・エンリケの招聘を巡ってチェルシーと競合 – ヴァンサン・コンパニも次期監督の候補に

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この監督人事は、スパーズのマネージング・ディレクターであるファビオ・パラティチがフットボール活動の停止処分を逃れることができるかどうかにかかっている。

Evening Standard/Dan Kilpatrick

トッテナムは、空位となっているヘッドコーチのポジションをめぐってチェルシーと競合し、ルイス・エンリケと話し合いの席を持つことを計画しているようだ。

スパーズは、ワールドカップの後にスペイン代表から解任され、それ以降、職を失っているエンリケと話し合う予定である。なお、エンリケはすでにチェルシーと話し合いを行っている。

元バルセロナの指揮官は、スパーズのマネージング・ディレクターであるファビオ・パラティチが有力候補と目しているようだが、イタリアで水曜日に審理される予定のフットボール活動停止を巡る控訴の結果が出るまで休職となったため、現在、ダニエル・レヴィ会長が次期ヘッドコーチ探しの指揮を執っている。

パラティチの将来について決定が下されるまでにはさらに1週間ほどかかる可能性があり、その間スパーズは宙ぶらりんな状態に置かれる。クラブがいつエンリケとの話し合いを行うかは不明だが、パラティチの将来が未解決の間は、レヴィがその主導権を握ることになる。

先週チェルシーの共同スポーツ・ディレクター、ポール・ウィンスタンリーとローレンス・スチュワートとの面談を受けたユリアン・ナーゲルスマンについても、スパーズはロンドンのライバルと争うことになるかもしれない。

3月にバイエルン・ミュンヘンを解雇されたこのドイツ人は、新しい仕事を開始する時期について夏まで待ちたいと考えているようだが、スペインの報道ではエンリケはすぐに仕事を開始することに前向きであるようだ。

スパーズはアントニオ・コンテのアシスタントであるクリスティアン・ステッリーニがシーズン終了まで指揮を執り、チェルシーではフランク・ランパードは暫定監督として古巣に戻ってきた。両者とも、就任後3試合で不安定なスタートを切っており、すでにプレッシャーを感じているようだ。

また、スパーズの次期監督候補には、バーンリーのヘッドコーチであるヴァンサン・コンパニがあがっている。コンパニは先週、クラレッツをプレミアリーグ昇格に導き、最高の若手監督の一人としての評判を高めている。

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