トッテナムが3-1で勝利した土曜日のクリスタルパレス戦で、ティモ・ヴェルナーがクラブ初ゴールを決めてその頭角を現した。
土曜日にトッテナムがクリスタルパレスを3-1で破り、チャンピオンズリーグ出場権争いにおいて非常に重要な勝ち点3を獲得した一戦でティモ・ヴェルナーは大きな存在感を示した。リシャルリソンが怪我で欠場したため、左サイドのアタッカーのスタートを切ったドイツ人は、前半にソン・フンミンのスルーパスを見事にトラップして抜け出し、スパーズの先制ゴールを決めるはずだったが、パレスのキーパー、サム・ジョンソンと相対した際にシュートを打たずにかわすことを選択。しかし、この選択を読まれてしまい、ジョンソンにシュートを阻止されてしまった。
そしてヴェルナーは試合残り13分のところで、ブレナン・ジョンソンのクロスに飛び込み、至近距離からシュートを決めることで、その前半のミスを償った。彼の同点ゴールは試合の流れから見て決定的であり、その3分後にはクリスティアン・ロメロのヘディングシュートが、さらに88分にはソンのゴールが決まり、形勢はいっきにひっくり返った。
1月にRBライプツィヒからローンで移籍して以来、トッテナムのファイナル・サードでインパクトを与えている27歳は、チャンピオンズリーグ出場を目指すトッテナムにとって残りシーズンで重要な役割を果たす可能性がある 。ノースロンドンに来てから7試合に出場しているヴェルナーは、デスティニー・ウドギ、ジェームズ・マディソン、リシャルリソン、ソンといったチームメイトたちとのパートナーシップがますます良くなっていると実感しているようだ。
パレス戦の後、SPURSPLAYのインタビューでヴェルナーは次のように語っている。
「チーム全体が選手としての僕のことを理解し始めていると思う。どんどん良くなっていると思うよ。特に左サイドのデスト(ウドギ)との連携がますます良くなっているし、背番号10のマダーズとの連携も良くなっているし、いつも僕を探してくれている」