ドイツ人フォワードは日曜日にスパーズでデビューし、2-2の引き分けに終わったマンチェスター・ユナイテッド戦でアシストを記録した。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
ティモ・ヴェルナーは、彼にゴールを期待する声からは一定の距離を置いており、ゴールはもはや彼のプレーの最大の成果ではなく、前線の「主砲」でなくてもチームに貢献できると述べた。
元チェルシーのフォワードは、日曜のマンチェスター・ユナイテッド戦でアンジ・ポステコグルー率いる選手層が脆弱になり、体力面で懸念があったスパーズが2度のリードを追いつき、2-2で引き分けた試合でアシストを記録し、イングランド・フットボールへの復帰を果たした。
前半にラスムス・ホイルンドが先制ゴールを決めるもリシャルリソンのヘディング・シュートで同点に追いつく。その後、前半のうちにマーカス・ラッシュフォードがホームチームの勝ち越しゴールをもたらすが、後半開始早々にドイツ人のパスを受けたロドリゴ・ベンタンクールがゴールを決め、スパーズがまたもや同点に追いついた。
しかし、ヴェルナーは前半の決定機を含む4本のシュートを放つも枠内にシュートを打てず、フィニッシュの精度の低さが特徴だったチェルシーでの2シーズンを思い出させた。
ヴェルナーはRBライプツィヒでの最初の在籍期間に157試合で93ゴールを記録し、ヨーロッパで最も決定力のあるゴールゲッターの一人としてブルーズに加わったが、ウェストロンドンでは安定してネットを揺らすことができず、プレミアリーグでわずか10ゴールで2022年に古巣に戻った。
しかしヴェルナーは、ゴール・スコアラーとして名をあげるためにロンドンに戻ってきたわけではないとStandard Sportに語っている。
「(チェルシーでの)僕のパフォーマンスには常に批判があった」
「最初は、(オールド・トラフォードでプレーしたように)左サイドからスタートしたんだ」
「多くの人は僕がもっとゴールを決めるところを見たかったと思うけど、スパーズでは僕らの戦術と監督が望んでいるプレースタイルを活かせば、僕は自分のアシストでチームに多くの貢献ができるし、もしかしたら、ゴールを量産する主砲じゃなくて、深くまで走り込んで周りの味方の選手のためのスペースを作ったり、昨日(ユナイテッド戦)のようにアシストを記録することもできる」