アンジ・ポステコグルーは、クリスタルパレスとの対戦までの時間を有意義にするべく、いくつかの調整を行うためにホットスパー・ウェイでトレーニングに取り組む予定だ。
football.london/Rob Guest
アンジ・ポステコグルーとトッテナムの選手たちは、先週土曜日にウルブズに敗れた試合での過ちを正すために時間を費やさなければならない。最近のトッテナム・ホットスパー・スタジアムでのパフォーマンスはベストの状態とは程遠く、再びスロースタートとなったギャリー・オニール率いるウルブズとの試合では、リリーホワイツは苦戦を強いられ、ジョアン・ゴメスの2発で勝ち点3を持ち帰られてしまった。
翌日、ルートン・タウンに勝利したマンチェスター・ユナイテッドはトッテナムとの勝ち点差で3ポイントまで迫り、トッテナムにとってはトップ4争いで優位に立つチャンスを逸した。チェルシーが日曜日にカラバオ・カップ決勝に出場するため、スパーズのスタンフォード・ブリッジへの遠征が延期されて今週末は試合がなく、代わりにポステコグルーと選手たちはホットスパー・ウェイのトレーニングピッチで時間を過ごすことになる。
理想的には、選手たちも、そして監督であるポステコグルーも、間違いなくウルブズ戦の数日後に、ピッチ上で軌道修正を期すために試合を行うことを望んでいただろう。しかしそれは叶わず、スパーズの次の試合は3月2日(土)のホーム、クリスタルパレス戦となる。
チームにとって試合の日程が中断のプラス要素の一つは、ポステコグルーが選手たちとトレーニング・グラウンドで充実した時間を継続的に過ごせることだ。ヨーロッパの大会でプレーしていないため、今シーズンのホットスパー・ウェイでは大部分で充実した時間が得られており、通常、試合の間隔が1週間空いているが、今回ヘッドコーチは多くの特定分野に取り組み、シーズンの大詰めを前に、チームを軌道に戻そうと考えているだろう。
先週の土曜日にウルブズが敗れた後、ポステコグルーは、チームにとってここでの小休止は再々なことかと尋ねられた。
「それが幸いなのかどうかは分からないが、小休止は小休止だ。我々はハードワークをして、次の試合に向けて準備に2週間を費やすよ。自分たちの境遇を嘆く必要はない。不利なことがあっても、過去に何が起こったかに関係なく、前に進まなければならないんだ。次の試合に向けて準備ができているかどうかを確認する必要がある」
シーズン開幕からの10試合でトッテナムの強みの一つは間違いなく中盤だった。夏のレスター・シティからやってきたジェームズ・マディソンがすぐにチームに影響を与え、若手のパペ・マタル・サールが新ヘッドコーチのもとでますます力強くなり、そしてイヴ・ビスマもフラストレーションが溜まった昨シーズンを残り得て最高の調子を取り戻しつつあるように見えた。このマリ代表ミッドフィルダーは、シーズン序盤の数週間は非常に重要な戦力だったが、3度の出場停止を受けて、年末にはかなり浮き沈みが多くなってしまった。
