負傷や出場停止によって欠場する選手が増えており、この元U-21イングランド代表ミッドフィルダーが抜擢される可能性がある。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
アンジ・ポステコグルーの頭を常に悩ませ続けている相次ぐ欠場者によるチーム選考の問題に一筋の希望があるとすれば、それはチーム戦力の全員が自分のアピールする機会を得られていることだ。
選手たちが怪我や出場停止によって欠場が続き、ポステコグルーはチームの競争力を維持するために創造性を発揮する必要があった。
オーストラリア人指揮官は、11月6日のチェルシー戦でクリスティアン・ロメロとミッキー・ファンデフェンのセンターバック・コンビが離脱してからは、4人の急造センターバックを起用した。その中で本職が左サイドバックのベン・デイヴィスは、特に頼もしい存在として輝いてみせた。
デイヴィスは試合を重ねるごとに良くなっており、キャリアのほとんどをこのセンターバックのポジションのプレーしてきたのではないかと疑うほどのパフォーマンスを披露している。
また、ポステコグルーは、同じくチェルシー戦でプレーメイカーのジェームズ・マディソンを足首の負傷で失って以来、チームの創造性を高めるためにさまざまな解決策を試してきた。ジオバニ・ロチェルソは2試合連続でゴールを決めて貴重な戦力であることを証明し、一方のデヤン・クルゼフスキは中央でも優れた能力を発揮できることを示した。
