本人もその高いレベルに到達することを信じていましたか？
「はい、彼は世界で最高のディフェンダーになりたいと私に言っていた。私はそれに答えたんだ。『分かったよ、ラドゥ。それなら私たちはその目標に向かって一生懸命働かなければならない』とね。そしてそれ以来、毎日、ラドゥと変わらぬ謙虚さを持ち続けた青年であり続けてた。この仕事をして18年間のキャリアの中で、これほど聡明で現実的な選手を見たことがないよ。彼はまだ大学の最終学年の年齢だからね…」
最高のディフェンダーになるという目標に向けて、現在の彼の位置づけは？
「そうだね、彼にはまだ改善すべき点がたくさんあるが、私はこれだけは言えるよ。彼の年齢の割に、とても高いレベルにいる。彼が23～24歳（2～3年後）になったらどうなるか考えてみてほしい。21歳になった今、すでにこの屈強さを身につけているのだからね。世界に肩を並べる選手は多くはないと思うが、私はグヴァルディオルや数人を思い浮かべるだけだよ」
インテルはこれまでコーナーキックからゴールを許したことがなかったが…
「かなり空中戦に強いからね。昨日、ジラルディーノ監督が平日のトレーニングで彼をしごき抜いていると強調したように、多くの練習に努力を費やしている。昨日は少し運が良ければ2ゴール目を決めることもできたかもしれないね。背も高いし、とても速いんだ」
ジラは「私から彼を奪わないことを願っている」と語っていましたが、ジェノアとの契約更新の交渉はどこまで進んでいますか？
「我々は移籍マーケットの後に話し合おうと思っているよ。我々も去りたくはないし、その前提からスタートする。その後、彼のキャリアを飛躍させる可能性のある重要なクラブがやって来るなら、クラブ（ジェノア）はそのオファーを査定するのは当然のことだ」
「ジェノアにしてみれば、それなりの数字を見せられればね。我々が読んだ記事によると、3000万ユーロのオファーがあるようだよ。人生には、特別な列車が一度か二度到着するが、我々は急いで出発することはないよ」
「多くのクラブが電話をかけてきているし、興味を持ってくれている。そこから何か進展があればそれでいいし、そうでなければここで満足しているし、移籍マーケットが終わったら必ず契約更新の合意に向かうだろう」
