8ヶ月に及んだ離脱期間を経て待望の復帰を果たしたこのウルグアイ人は、復帰のために費やされた努力について語った。
ロドリゴ・ベンタンクールは、トッテナムに復帰するまでにどれだけ多くのセッションを積んだか、そして復帰のチャンスが訪れた際にアンジ・ポステコグルーが彼に告げた言葉を明かした。
ウルグアイ人ミッドフィールダーは、今年2月のレスター・シティ戦で左膝の前十字靱帯を損傷（ACL）した。しかしそこから多大な決意と努力を経て8ヶ月後となるクリスタルパレス戦で復帰。トッテナムが勝利したアウェイでの試合の終盤に途中出場を果たし、ファンとチームメイトから熱狂的な歓迎を受けた。
クラブ公式チャンネル、SPURSPLAYのインタビューで、ベンタンクールは負傷した瞬間の記憶と、ポステコグルーのもとでプレーするまでの長い道のりについて語った。
「あの瞬間、砕ける音の感触があったんだ。強い痛みを感じ、数分間はほとんど歩くことができなかったよ。試合後、医師と話して、この負傷が何なのかを正直に言ってほしいとお願いしたのを覚えているよ」
「医師は、僕があの音を聞いたらACLの可能性が高いと言ったよ。それで僕は、回復にはかなり長い時間がかかるだろうと頭の中で考えたんだ。7〜8ヶ月の療養に向けて心の準備をした」
「それから2日目か3日目に、どれくらいでピッチに戻ってトレーニングができるようになるかがわかったんだ。その時ガールフレンドと一緒にいて、一人になって泣くために、その部屋を出なければならなかった。そこまでになったのあその日だけだったと思うけどね」
「家族は最初からそばにいてくれて、ウルグアイに住んでいる家族も僕の怪我を知るとすぐにサポートしてくれたんだ。家族と過ごすことができる時間を最大限に活用しようと努めたよ。一緒に過ごしたすべての時間は、いつもと何も変わらなかった。おかげでより早く回復するのに役立ったと思ってるよ」
