ロドリゴ・ベンタンクールは、金曜の夜のクリスタルパレス戦で8ヶ月ぶりに試合に復帰し、そこでサポーターに心のこもったメッセージを残した。
2月11日のレスター・シティ戦で左膝前十字靱帯を断裂してから長いつ引きを経て、このミッドフィールダーがパレス戦の招集メンバー入りを果たしたことでキックオフ前に大きな盛り上がりを見せ、さらに試合終盤にピッチに投入され、チームはセルハースト・パークで2-1の勝利を飾った。
ユベントスからスパーズに移籍して以来のチームのキープレイヤーであるロロは、デヤン・クルゼフスキに代わってピッチに入る前にアンジ・ポステコグルーから思いやりのある叱咤激励を受けた。そして、90分に元ユーヴェのチームメイトと温かい抱擁で久しぶりの実戦のピッチに立つという素敵な瞬間があった。さらにサウスロンドンに駆けつけたスパーズ・サポーターから大きな拍手が送られた。
ロドリゴにとってこの試合は思い出に残る夜となっただろうが、ピッチに入ってわずか1分後にゴールを決めるチャンスが訪れた。後半のアディショナルタイムの8分間でジョーダン・アイェウがゴールを決めたときは恐怖を感じたが、ジョエル・ウォードのオウンゴールとソン・フンミンの今シーズン8ゴールで2点をリードしていたスパーズは、それで勝ち点3を獲得するのに十分だった。
アンジのもとでの開幕からの無敗記録を10試合に伸ばし、暫定で2位以下に5ポイント差をつけてプレミアリーグの首位に立ったという見出しが溢れたナイトゲームで、クラブにおけるその存在の大きさと人気の強さを考えれば、ウルグアイ代表ミッドフィルダーの復帰は重要な物語であったことは明らかだった。試合後、彼がチームメイトにもみくちゃにされ、熱烈なファンから温かい言葉を受けた。
