アンジ・ポステコグルーは、来週月曜のホームでのプレミアリーグ、チェルシー戦に向けて、先発メンバーの重要なエリアを大幅に変更し、トッテナムの体制を変えることを決断するかもしれない。
football.london/Rob Guest
先週は中5日でプレミアリーグの2試合に臨んだアンジ・ポステコグルーとトッテナムの選手たちは、次の試合までは少し長い時間を待たなければならない。8月末にカラバオ・カップで早期敗退したため今週はミッドウィークに試合がないスパーズは、来週月曜のチェルシー戦に備えて十分な準備期間がある。
この試合はマウリシオ・ポチェッティーノが4年前にヘッドコーチを解任されて以来、初めてトッテナム・ホットスパー・スタジアムに戻るだけでなく、プレミアリーグの首位の座を維持するための重要な一戦となる。アウェイでクリスタルパレスに2-1で勝利した試合で、新加入のブレナン・ジョンソンはベンチからピッチに入るや即インパクトを与えてセルハースト・パークで重要な役割を果たした。
66分にリシャルリソンに代わって出場した22歳のジョンソンは、その2分後にソン・フンミンがゴール前で合わせるだけのイージーなゴールをお膳立てして、スパーズのリードを2倍にする鍵となった。まずパプ・マタル・サールのロングボールをヘディングでジェームズ・マディソンのコースに流し込んだジョンソンは、イングランド代表ミッドフィルダーからボールを返してもらい、ソンに合わせるクロスをあげた。
トッテナムのキャプテンはこのウインガーの貢献を高く評価しており、そのゴールの直後にソンはジョンソンを指差し、その後2人は腕を組んで歓喜のままアウェイ席に向かって走って行った。アーセナル戦で初先発を飾るもハムストリングを負傷したため、これまでウェールズ代表アタッカーの活躍はほとんど見られなかったが、パレス戦では非常に濃密な26分間でポステコグルーのチームにどれほどの貢献ができるかを垣間見せた。
試合後、ポステコグルーは記者会見の席で、セルハースト・パークでの勝利におけるジョンソンとパフォーマンスのインパクトを称賛した。
「ああ、ブレナンは素晴らしかったね。何度か負傷を経たので彼は辛抱強くこの機会を待たなければならなかった。我々は連戦での彼のプレーや、トレーニングでもあまり彼を見れていなかったが、ここ数週間の彼はトレーニングに熱心に取り組んできた」
「途中出場した全員だね…ピエールが中盤のコントロールを助けてくれたと思うし、左サイドバックのエメルソンは良かったと思う。そういったことが現時点では我々を助けてくれているし、途中から入ってきた選手たちが試合の締めの部分を助けてくれているんだよ」