アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督は、一部報道でトッテナムのディフェンダーのフィットネスに疑問符がついたことを受けて、最新情報を発表した。
football.london/Rob Guest
アルゼンチン代表のリオネル・スカローニ監督は、クリスティアン・ロメロが火曜日のワールドカップ予選ボリビア戦で「プレーできる状態であ」ることを明かした。 ワールドカップを制覇したアルゼンチン代表がエクアドルを1-0で破った木曜の夜、ロメロは母国で90分間のフル出場を果たしたが、スパーズはこのセンターバックの負傷の情報に怯えた。
その試合後、アルゼンチン代表は25歳のセンターバックが右足に軽傷を負ったと明かしており、そのフィットネスには疑問符がついた。その後、ロメロがアルゼンチン代表の合宿に残留して火曜日のボリビアに向けて準備を進めるか、それともイングランドに戻るかについて決定が下されると報じられていた。
ダビンソン・サンチェスをガラタサライに退団したことを受けて、すでにセンターバックの選択肢は限られている。スパーズ・ファンはロメロが怪我を負い、アンジ・ポステコグルーがディフェンス・ラインを変更することを余儀なくされることを懸念したため、アルゼンチン代表の合宿に残ることに反対していた。しかし、土曜日の夜、アルゼンチン代表の公式ウェブサイトとツイッターに公開された写真には、トレーニング・グラウンドのピッチでロメロがマンチェスター・ユナイテッドのリサンドロ・マルティネスを笑顔でハグをする姿が見られ、これはクラブ関係者にとって朗報となった。
ロメロのフィットネスに関してさらにトッテナムにとって追い風となる形で、アルゼンチン代表のスカローニ監督は日曜日の記者会見でメディアに対し、ロメロとマンチェスター・ユナイテッドのマルティネスについて前向きな情報を提供した。
「2人とも試合に出場できる状態にあるので、先発するかどうかを見てみよう。出場しないかもしれないがね。彼らは予防策としてのトレーニングをしただけだよ」
ボリビアと対戦するチームの選択について、スカローニは次のように付け加えた。
「多かれ少なかれ、チームのことを念頭に置いているが、複雑なことがない限り、先日の試合(エクアドル戦)でプレーしたのと似たようなチームになるだろう。パフォーマンスに満足しているし、(ボリビアの)高度がどのようなものであるかを誰もが知っている」
「時には途中出場をさせる方が重要になる場合もあるし、途中出場の選手が先発した選手よりも重要な場合もある。明日まで待つつもりだよ。他に修正があるかもしれないが、ベースはいつもと同じだろう」
実際にロメロがボリビアの首都ラパスでの試合に出場することがあれば、トッテナムのファンはロメロが無傷で戦い抜き、土曜日に行われるプレミアリーグのシェフィールド・ユナイテッド戦に出場できるよう祈るだろう。ブレイズとの試合に続き、今月下旬にアーセナルとリバプールとの連戦を控えている。