ルカ・ヴスコビッチの獲得でアンジ・ポステコグルーの壮大なマスタープランの次のステップへ

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スパーズの監督に就任して以来、アンジ・ポステコグルーはかなり若い守備ラインを整えているが、さらにセンターバックのルカ・ヴスコビッチを獲得し、2025年からスパーズ合流する予定だ。

football.london/Rob Guest

アンジ・ポステコグルーがトッテナムの監督に就任してまだ3ヶ月しか経っていないが、N17で何か特別なものを築こうとしているのは明らかだ。リリーホワイツが目を引く攻撃的なパフォーマンスで多くの賞賛を得るなど、チームのフットボールのプレースタイルに顕著な変化が見られ、ピッチで大いに飛躍しており、現在プレミアリーグの順位で2位に位置している。

トッテナムのヘッドコーチとして非常に前向きなキャリアのスタートを切っているポステコグルーに対するスパーズ・ファンの愛は、もしも今月後半にアーセナルとリバプールに対して結果を導き出すことができれば、まったく新たな高みに達する可能性がある。これほどまでに短期間でスパーズが変革を進める中、クラブ関係者全員が、オーストラリア人指揮官が若々しい選手たちでチーム戦力を構築していくことを今後の数ヶ月、さらには数年を掛けて楽しみにしている。

先月のマンチェスター・ユナイテッドとの対戦を前にした試合前の記者会見で、ポステコグルーはクラブの移籍方針とこのクラブで築きたいチームの願望について語った。

ハリー・ケインの退団を受けてストライカーの補強がクラブの優先事項になっているかとの質問に対し、当時、ポステコグルーは次のように語っている。

「必ずしもそうではない。先日の放出のせいで皆さんがそこに注目しているのは明らかだが、それは以前からしばらくそれを計画していた。守備、中盤、前線など、すべてのラインで強化できる部分はまだあるよ」

「繰り返すが、ただ闇雲に選手を連れてくることではないんだ。我々が検討しているプロファイルに適合した選手でなければならない。我々はここでチーム戦力を構築したいので、意図して少し若い選手を補強している。最後の仕上げをするのではなく、ここで新たに構築しているんだ。それも(若さ)我々が注目しているプロファイルの考え方だ」

夏の移籍マーケットの期間中に7人の新戦力を獲得したほか、デヤン・クルゼフスキとペドロ・ポロのローンを完全移籍に変えたが、スパーズは26歳より年長の選手と契約しなかった。今シーズンの先発メンバーの平均年齢は大きく下がり、24.5歳になったが、これは今シーズンのプレミアリーグで最も若いアーセナル(24.1)とバーンリー(23.5)に次いで3位となった。

ポステコグルーとスパーズはノースロンドンでチームを築き上げることに熱心で、クラブは将来有望な若手をの補強や育成を優先事項に加えようとしている。現在、その渦中にある選手はルカ・ヴスコヴィッチであり、トッテナムとハイドゥク・スプリトの間でこの才能ある16歳のセンターバックの移籍はほぼ成立している。

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