トッテナムはクリスタルパレスのディフェンダー、マルク・グエイとヨアヒム・アンデルセンのことも評価しており、一方で昨シーズンにローンでスパーズに在籍したクレマン・ラングレを呼び戻す選択肢についてもバルセロナと話し合いを行っている。
さらにトッテナムが約300万ポンド相当で移籍を成立させると予想されていたブラックバーン・ローバーズのアシュリー・フィリップスだが、クラブのアジア・ツアー後半にツアーに合流させる計画を立てていた。
しかし、先週、この取引が完全に決裂したとは考えられないものの、出来高に巨額の金額をブラックバーンが要求していることがネックになっているとfootball.londonは報じ、そのおかげで契約交渉は行き詰まっている 。ポステコグルーは、これまでに新たなセンターバックを迎え入れていないが、クラブの夏のアジア・パシフィック・ツアー中にfootball.londonに対し、開幕戦のアウェイのブレントフォード戦の前にセンターバックの補強を実現するためにトッテナムが動いていることを認めた。
「ああ、間違いなく我々はそれを狙っているよ。絶対にね。しばらくそれ（センターバックの補強）に取り組んできたし、我々はできるだけ早くそれを完了するように努めいるんだ」
トッテナムの監督に就任し、肥大化したチーム戦力を引き継いだポステコグルーは、football.londonに対し、取り組むべき領域をかなり早く特定したことを明かした。
「そのエリアは私が早い段階で特定していたんだ。強化する必要があるいくつかのエリアについては秘密になってはいないと思うよ。ゴールキーパーもその1つであり、センターバックもそうだね」
「他の選手たちに関して言えば、我々には大きなチーム戦力があるが、私の考えとしては彼らをここに連れてきて一緒にトレーニングに励み、私の頭の中を整理して彼らに明確に伝えたかったんだ。皆さんも分かると思うが、彼らの多くは『正直に言うと、このプレースタイルもトレーニング方法も僕には向いていない』と言うだろう。なぜなら私が繰り返し言ってる通り、私のやり方はまったく違うからだ」
「我々は毎日一緒にいて、昨夜のような試合ではあらゆることがより具体的になる。そして、チーム戦力が削減され、今からおそらく移籍マーケットの終わりまでの間にさらにいくつかの変更が加えられることは間違いないよ」
ポステコグルーと選手たちが新シーズンに向けて準備を進めており、理想的にはこれから12日間でトッテナム・ホットスパーの戦力に変化を起こす必要がある。ツアー中、クラブがセンターバックの獲得を「できるだけ早く」実現させようとしていると認め、スパーズが新体制への素早いスタートを切ろうとしている今こそ、レヴィがオーストラリア人指揮官のために移籍マーケットで成果をあげるときだ。
