トッテナムはファビオ・パラティチも関与したエンポリのグリエルモ・ヴィカーリオの移籍成立に自信

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トッテナム・ホットスパーは、ウーゴ・ロリスに代わる新たな背番号1を背負うエンポリのゴールキーパーとの契約を成立させたいと考えている。

football.london/Alasdair Gold

トッテナムは、エンポリのGKグリエルモ・ヴィカーリオとの契約を成立させ、ファビオ・パラティチの下で始まったこの補強プロセスを完了させたいと考えているようだ。

スパーズは、ノースロンドンで11年過ごしたウーゴ・ロリスの後継者を確保するため、1900万ユーロとも報じられるこの26歳の獲得に自信を深めているようだ。昨年12月、トッテナムが今夏にフランス人ゴールキーパーの後継者の補強に動くことを決めているとfootball.londonは報じ、シーズン終盤には即戦力となる後継者探しの動きが活発化したとも伝えていた。

スパーズは、ブレントフォードのダビド・ラヤ、バレンシアのギオルギ・ママルダシュヴィリ、そして今シーズンのセリエAで絶賛を浴びているヴィカーリオといった候補を絞り込んでいた。また、新ヘッドコーチノアンジ・ポステコグルーが要求するシュート・ストッパーにフィットする戦力を確保する必要もあった。それはすなわち、オーストラリア人の容赦ない攻撃スタイルのために、後方からポゼッションを開始する際にも勇気を持って素早くボールを動かすことができるゴールキーパーだ。

4月にスパーズのフットボール担当マネジング・ディレクターを辞任したファビオ・パラティチは、チーフ・スカウトのレオナルド・ガッバニーニとともにこのヴィカーリオを称賛しており、パラティチは今年初めにこのゴールキーパーの獲得についてエンポリに問い合わせを入れていたとfootball.londonは理解している。

ブレントフォードは、契約期間が12ヶ月しか残っていないラヤに対して4000万ポンドという移籍金を減額することはなかった。この移籍金は、2017年にマンチェスター・シティが3470万ポンドで獲得したエデルソンの記録を塗り替え、史上4番目に高額なゴールキーパーとなる評価額だった。

カリアリからまずローンで昇格したてのエンポリに加入し、昨夏に完全移籍を成立させて2シーズンに渡ってエンポリの守護神として急成長を果たし、イタリア全土から高い賞賛を浴びているヴィカーリオの獲得にスパーズは突き進むことを決めた。

インテル、ユベントス、ナポリ、マンチェスター・ユナイテッド、ブライトンなどがヴィカーリオに興味を示しており、イタリアではヴィカーリオは昨シーズンのセリエAでインテルのアンドレ・オナナに次ぐ活躍を見せ、PSGのジャンルイジ・ドンナルンマに次ぐイタリア最高のストッパーになったという評価があるほどだ。

最近、この26歳はロベルト・マンチーニ率いるイタリア代表に招集され、今月のネーションズリーグ決勝でベンチ入りしたことで、その評価は確固たるものとなった。

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