トッテナム・ホットスパーの新しいチーフ・フットボール・オフィサーは7月1日に就任する予定だったが、まだ正式に新しい役職に就くことができていない。
football.london/Alasdair Gold
トッテナム・ホットスパーの新しいチーフ・フットボール・オフィサーとしてのスコット・マンの就任日は、シティ・フットボール・グループからの退団の長期化により延期されているとfootball.londonは理解している。
2019年からシティ・フットボール・グループ中国の最高経営責任者を務めていたマンは、7月1日からトッテナムで仕事を始める予定だった。彼は実質的にダニエル・レヴィ会長のナンバー2として就任する予定であり、クラブはオーストラリア人のマンがすべてのフットボール部門を統括する役職に就任することを発表していた。
しかし、シティ側の遅延のため、マンはまだノースロンドンのクラブで正式に仕事を始めることができていない。 彼がいつスパーズで新しい役職に就くのか、現時点では不明だ。
マンの就任が発表された際、レヴィ会長は次のように明かしていた。
「スコットは最高レベルのスポーツ統括組織を運営するユニークで幅広い経験を持ち、ピッチ内外のベスト・プラクティスを浸透させるため、当クラブのフットボール活動のリーダーシップとマネジメントに責任を持つことになります」
さらにクラブはスコット・マンの就任を伝える声明の中で次のように綴っていた。
「ダニエル・レヴィ会長の声明（2021-22シーズンの決算発表）にもあるように、この6ヶ月間、クラブのすべてのフットボール部門の業務について継続的に見直しが行われてきました。将来の進歩と競争力を確保するために、変革がなされ、さらなる改善が続けられています」
「シティ・フットボール・グループの元幹部であるスコットは、2000年のシドニー・オリンピック組織委員会でそのキャリアをスタートし、ナショナル・ラグビーリーグを経て、オーストラリア・フットボールリーグに参画するなど、スポーツ統括組織での豊富な経験を有しています。スコットは、2010年にメルボルン・シティFCに最高経営責任者として入団。そして2019年にはシティ・フットボール・グループ・チャイナの最高経営責任者に任命されました」
スパーズのフットボール部門の元マネージング・ディレクターであるファビオ・パラティチがイタリア・サッカー連盟から30ヶ月のフットボール活動停止処分を受けて辞任した後も、コンサルタントとしてクラブに関与し続けていることを、先月、football.londonは明らかにした。 FIFAはこの停止処分の適用エリアを全世界に拡大したが、その後、その措置はわずかに緩和され、イタリア人がコンサルタントとしてクラブのために活動することを許可した。
