残りの移籍マーケットの期間中にトッテナムの新ヘッドコーチが獲得可能なストライカーと、その中から実際に誰を獲得するのかを検討する時が来た。
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アンジ・ポステコグルー率いるトッテナムのアタッカー陣には、来シーズンもゴールのチャンスが豊富にあるだろうが、主に誰がボールをゴールに入れるのかという点については疑問が残る。
オーストラリア人による新生スパーズは、多くの場合、ミッドフィールダーの2人が中央のストライカーをサポートするために前に飛び出し、ワイドに開いてクロスを送ることもエリア内に飛び込んでゴールに絡むこともできるウインガーにプレスをかけるというシステムで攻撃するようにデザインされる。
ポステコグルーの守備陣に誰が入ってくる可能性があるか、そしてオーストラリア人が中盤に望む戦力について考察してきたfootball.londonが、今度はアタッカー陣を考察する。
この考察において、起点とならざるをえないのはハリー・ケインにどんな未来が待ち受けているかだ。 水曜日にプレシーズン・トレーニングに復帰する予定のストライカーは、バイエルン・ミュンヘンに狙われており、バイエルンは現在、出来高を含めて8000万ユーロ(約6830万ポンド)のオファーを提示している。
以前、スパーズはブンデスリーガのクラブが今月30歳になるケインへの獲得オファーを拒否し、さらにもし新たな獲得オファーが提示された場合にも即座に拒否する姿勢を見せていた。 しかし日曜、ノースロンドンのクラブは、契約が12か月も残っていない選手に対してドイツのクラブから獲得オファーがあったとの報道についてはコメントを出さなかった。
バイエルンは、ケイン陣営から本人がこの移籍を希望しているという強いメッセージを受け取っていなければ、これほどまでにケインを追いかけることはなかっただろう。
2年前、スパーズのストライカーはギャリー・ネビルとのインタビューで次のように語っていた。
「もちろん、いつか国外に移籍するという選択肢は常にあるけど、近い将来にそうするつもりはあまりないんだ」
近年のトッテナムの衰退、特に昨シーズンから4人の監督が就任したことは、プレミアリーグから離れることについてのケインの見方を変えたようだ。
しかし、ドイツ・メディアの見方は、バイエルンのオファーがスパーズに受け入れられることを期待するものではなく、特にバイエルンのトーマス・トゥヘル監督が自宅でケインと会談し、バイエルンとの契約条件に合意したたという現地の報道にスパーズのダニエル・レヴィ会長が激怒していると報じていることからもそれは明白である。