ブラックバーン・ローヴァーズのアシュリー・フィリップスのトッテナム・ホットスパーへの移籍が噂されるなかで、アンジ・ポステコグルーはさらなる守備陣の補強に注目している。
football.london/Rob Guest
ブラックバーン・ローヴァーズのヨン・ダール・トマソン監督は、トッテナムがターゲットにしているアシュリー・フィリップスについては「おそらく良い方向に行くだろう」が、現時点では「合意には至っていない」と語った。
ランカシャーのクラブの育成システムを経て、昨年8月のEFLカップでローヴァーズでデビューを果たした18歳のセンターバックには、多くのクラブの注目を集めている。
スパーズは、将来に向けてのチーム戦力の構築を目指しているため、U-19イングランド代表ディフェンダーの獲得を熱心に狙っているチームの一つで、この才能豊かなセンターバックと約300万ポンド相当の移籍金で契約を結ぶと予想され、クラブのアジア・ツアー後半戦に合流する計画があった。
週初め、この交渉が停滞しているとfootball.londonは報じたが、まだ決裂したとは考えられていない。 現在、ブラックバーンが求めている出来高の価格が大幅に上昇しており、交渉のポイントは移籍金に関するものであるようだ。
チャンピオンシップのクラブでは全公式戦でわずか14試合の出場にとどまっているにもかかわらず、フィリップスはトッテナムに加入すれば、成長を続けるアンジュ・ポステコグルーのトップチームの一員になるようだ。しかし、この夏にクラブが補強を狙っている2人の即戦力級のセンターバックのうちの一人になるとは予想されていない。
まだブラックバーン・ローヴァーズの選手であるフィリップスについて、Lancs Liveがトマソンに質問したところ、まだ移籍金については両クラブで合意していないにもかかわらず、トマソンはこの若手ディフェンダーが退団することを予想しているようだ。
「彼がおそらく良いチームに行く可能性は大きいね。素晴らしい選手であり、素晴らしい将来があるだろう。だが、現時点では合意には至っていない」
トッテナムのプレミアリーグの開幕戦となるアウェイでのブレントフォード戦まであと2週間となった現在、ポステコグルーはダニエル・レヴィとクラブが移籍マーケットでの補強の動きを本当に必要としている。今夏の移籍マーケットにおけるクラブの優先事項であるセンターバックの新戦力の補強を実現できておらず、昨シーズンの守備面での苦悩はプレシーズンのウェストハム戦でも依然として明らかだった。
