フラムのトシン・アダラビオヨを含む3人のセンターバックがトッテナムの補強ターゲットの上位に

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フラムのディフェンダーはトッテナム・ホットスパーのクラブ内に多くの支持者を持ち、所属クラブとの契約が最終年を迎えている。

football.london/Alasdair Gold

トシン・アダラビオヨが、エドモン・タプソバやミッキー・ファンデフェンを含むトッテナムのセンターバックの補強ターゲットの上位に残っていることが、football.londonの取材でわかった。

昨シーズン、スパーズはプレミアリーグで63失点を喫した守備陣を一新し、アンジ・ポステコグルーがこれからのシーズンに息を呑むような攻撃的フットボールを実践するための強固な土台を確立しようとしている。クラブはすでに、エンポリのグリエルモ・ヴィカーリオを新しい守護神として迎え入れ、ノースロンドンで11年過ごしたキャプテンのウーゴ・ロリスの後を引き継ぐ。

football.londonは今月初め、スパーズの今夏の補強プランとして、新しいゴールキーパー、2人のセントラル・ディフェンダー、1人のアタッキング・ミッドフィルダー、そして若いウインガーを獲得を目指しており、同時に、現在のチームにおいて出番を減らしている選手に魅力的なオファーが舞い込めば、戦力を入れ替えることも目指していると伝えていた。

ヴィカーリオの加入はゴールキーパー補強の目的達成を意味し、レスターからジェームズ・マディソンを4000万ポンドで獲得したことで、アタッキング・ミッドフィルダーも埋まった。トッテナムは今後、現チームのディフェンダーを放出することができれば、新たなセンターバックを1人だけでなく2人の獲得することを目標に、守備の改善に乗り出すだろう。

スパーズは、バイエル・レヴァークーゼンのタプソバとヴォルフスブルクのファンデフェンに強い興味を抱いており、2人は共にポステコグルーのシステムにフィットするとみられている。さらにfootball.londonは、フラムの25歳のディフェンダー、アダラビオヨもまたクラブの補強ターゲットの上位に残っていると理解している。

マンチェスター出身のこのセンターバックは、ホームグロウンの条件を満たしており、1月に契約を1年延長したものの、現在フラムとの契約が残り12ヶ月となった。そういった背景から、アダラビオヨの移籍金は、他の2人よりも割安になりそうだ。

196cmの長身でマンチェスター・シティのアカデミーで育ったセンターバックは、マルコ・シウバのバックラインの中で、その守備的なスタッツで好印象を残し、足元でのボールの扱いの巧みさから、短く鋭いパスで素早くボールを展開する必要のあるポステコグルーのディフェンスの有力な担い手になりうる逸材としてマークされている。

スパーズは以前から、特に昨シーズンはアダラビオヨを注視しており、今回の移籍マーケットでの獲得を検討しているとfootball.londonは理解している。ただし、クラブが獲得に本腰を入れる場合には獲得レースが待ち構えている。インテル、モナコ、そしてプレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガのクラブが彼の状況を注視していると見られている。

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