ジェームズ・マディソンがスパーズ移籍に向けてメディカル検査へ – エドモン・タプソバの獲得に動きつつクレマン・ラングレの復帰も検討

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スパーズが守備の再構築を図るなかで、ハリー・ウィンクスはレスター・シティに向かう。

Evening Standard/Dan Kilpatrick

ジェームズ・マディソンは、レスター・シティからの4000万ポンドの移籍金でスパーズへの加入を完了させるために、今日、トッテナムでメディカル検査を受ける。

すでにスパーズとの長期契約で個人の条件面では合意している26歳のマディソンは火曜日に休暇を過ごしていたイビサ島からロンドンに飛ぶ。

一方、スパーズのアカデミーを経て、クラブで128試合に出場を記録し、昨シーズンをイタリアのサンプドリアにローン移籍していたウィンクスは、フォクシーズンへの完全移籍に迫っている。

マディソンは、ハリー・ケイン、ソン・フンミン、リシャリルソン、そしてデヤン・クルゼフスキを擁するスパーズのアタッカー陣に輝きと創造性を加えるだろう。なお、イングランド代表キャプテンのケインには6000万ポンドでバイエル・ミュンヘンが獲得に動いているようだ。

スパーズは、ブンデスリーガ王者への移籍に前向きと言われるケインを売るつもりはないとされているが、クラブとの契約の最終年を迎えた29歳に対して、1億ポンド以上の巨額オファーが届けば検討しなければならないだろう。

ニューカッスルもまた、レスターとの契約が残り1年となっていたマディソンを追いかけていたが、ACミランのサンドロ・トナーリを獲得したことでマディソンへの興味を冷ました。スパーズは今週行われた交渉の結果、フォクシーズの5000万ポンドの要求額を下げることができた。

スパーズはコベントリー時代からマディソンを追ってきたが、ノリッジに移籍した2016年と、その2年後にキングパワー・スタジアムに移籍した際には約2000万ポンドで獲得するチャンスを逃していた。

レスターでは、プレミアリーグでトップクラスの創造性にあふれるプレーヤーとしての地位を確立し、昨シーズンはフォクシーズスが降格したにもかかわらず、プレミアリーグで10ゴール、9アシストを記録した。

その活躍により、ワールドカップに臨むギャレス・サウスゲートのイングランド代表にサプライズ招集されたが、負傷のためカタールでの出場はなく、今月、マルタで行われたユーロ予選でイングランド代表として3度目の代表キャップを獲得した。

マディソンはレスターで全公式戦203試合に出場し、2021年のFAカップ優勝に貢献。通算43ゴールは、平均して3.7試合に1ゴールを決めている計算となる。

ポステコグルーは4-3-3のフォーメーションを好んでおり、マディソンは中盤の背番号8として起用される可能性が高いが、前線の3人のサイドで起用される可能性もある。

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