エンポリからスパーズへの移籍について語るグリエルモ・ヴィカーリオの興奮は、目に見えるものだった。
セリエAで印象的なパフォーマンスを見せてイタリア代表に定着し、現在、イタリアで最も評価の高いゴールキーパーの一人である26歳のグリエルモは、インターナショナル・クリアランスと労働許可証の取得を経て、クラブと2028年までの契約を結ぶことになり、背番号は13に決まっている。
SPURSPLAYのインタビューでスパーズに加入した喜びをグリエルモは語ってくれた。
「ああ、興奮しているよ。イングランドのプレミアリーグで最も大きなチームのひとつに加わるという僕にとっての夢の実現だからね。早くスタートを切って、チームメイトに合流するのが楽しみだよ。ここに来れたことが本当に嬉しいんだ」
スパーズへの移籍の話があったときの感想を聞かれ、グリエルモはこう答えた。
「そんなチャンスがあるなんて信じられなかったよ。代理人にそこが僕の優先希望だと伝えたよ。プレミアリーグに行きたかったし、スパーズのようなビッグクラブに行きたかったからね。僕にとっては、とてもエキサイティングなことなんだ」
「イタリアのフットボール文化はまったく違うから、いろいろなことを学びたい。チームメイトやプレー・スタイルなど、イタリア(とプレミアリーグ)には多くの違いがあるからね。ファンも素晴らしいし、いいプレーをしたときの盛り上がりも素晴らしい。その精神性が大好きなんだ」
新ヘッドコーチのアンジ・ポステコグルーとそのコーチング・スタッフのもとで、2023/24シーズンに向けて準備を始めることになるグリエルモ。
「監督と話したとき、攻撃的なメンタリティを持つキーパーがとても重要になるって言われたよ。監督は試合の主導権を握りたいんだ。僕はそのメンタリティが大好きだね。僕にとって大きなチャンスになるだろう」