ジェームズ・マディソンの獲得とトッテナムの夏の移籍計画でアンジ・ポステコグルーの中盤を変革

この記事は約8分で読めます。

ポステコグルーは今週、ユベントスからデヤン・クルゼスキを2560万ポンドで獲得することを承認したが、この23歳のスウェーデン人も必要であれば8番の役割を果たすことができる選手である。

トッテナムの新ヘッドコーチは、時に4-2-3-1システムにフォーメーションを変更することもあり、スパーズが両方のシステムで万能なオプションを提供できる戦力の補強を狙っていると、football.londonは理解している。だからこそ、クラブはニューカッスルとともにレスター・シティからジェームズ・マディソンの獲得を画策しているのだ。

26歳のマディソンは、4-3-3の中盤のどこでもプレーでき、さらに4-2-3-1のストライカーの後ろの3枚の中央や右など、さまざまな役割でプレーすることができる。

2021/22シーズン、マディソンはフォックシーズで18ゴール、12アシストと30ゴールに直接関与し、終盤の怪我に悩まされた昨シーズンには、降格するほどに低迷したチーム内で32試合に出場して10ゴール、9アシストを記録した。

ポステコグルーはマディソンを気に入っているようで、2人は偶然にも同じ代理人であるCAA Baseに所属している。CAA Baseは、ソン・フンミン、リシャルリソン、ペドロ・ポロといった主力選手や、アルフィー・デヴァイン、デイン・スカーレット、ジェイミー・ドーリーといったアカデミーで最も才能ある多くの若手とも契約を結んでおり、スパーズでの存在を高めている。

また、トッテナムは、この夏に20歳になるブリストル・シティの若手スター、アレックス・スコットの状況を注視している。チャンピオンシップのブリストルは、契約が2年残っているこの若いセントラル・ミッドフィルダーに、2000万ポンド程度の移籍金を望んでいると考えられている。中盤の右でもプレーできるスコットに注目しているのはスパーズだけでなく、プレミアリーグにもヨーロッパにも、このU-20イングランド代表ミッドフィルダーに注目しているクラブがあるようだ。

続けてタンギ・エンドンベレだが、ポステコグルーは契約を2年残しているこのフランス人の将来を決断する前に、じっくりと観察すると見られている。この26歳には、昨シーズンのローン先であるナポリやトルコのフェネルバフチェなどが獲得に興味を示しているが、現時点でスパーズは、2019年にリヨンからエンドンベレを獲得する際に支払った6000万ポンドの半分さえ回収できない可能性がある。

トッテナムには、今でもまだエンドンベレが当初クラブが示した信頼に応えてくれるという希望があり、彼はポステコグルーの中盤で2つの役割を担うことができるかもしれない。しかし、そのためには、このオーストラリア人の容赦ない高エネルギーなプレースタイルを完全に理解し、実践する必要がある。

アストンヴィラやビジャレアルから興味を持たれているアルゼンチン代表のジオバニ・ロチェルソは、昨シーズンをビジャレアルへのローンで過ごした後、この夏にクラブを去ることになると予想される。また、サンプドリアでのシーズンを経てスパーズとの契約の最後の12ヶ月を迎えるハリー・ウィンクスも同様だ。また、アカデミー出身の21歳ハーヴェイ・ホワイトも、ポステコグルーの当面の構想に入らないと判断されれば、クラブを去ることを許される可能性がある。

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました