プレミアリーグの現役選手たちがポッドキャストでブラジル人ストライカーを嘲笑の対象としていることに、ライアン・メイソンは感心していないようだ。
ライアン・メイソンは、リシャルリソンがカラム・ウィルソンやマイケル・アントニオにBBCポッドキャストでジョークのネタにされたことについて、現役のプロフットボーラーが仲間を馬鹿にするのはあまり好きではないと語った。
ニューカッスルとウェストハムのストライカーは、The Footballer’s Football Podcastで、昨夏トッテナムに6000万ポンドの移籍金で加入したブラジル人をからかい、今シーズンのプレミアリーグで1ゴールだがイエローカードを4枚も受け、特にゴールの後に3回ユニフォームを脱いだがVARによってそれらが取り消されたことをネタにし、ウィルソンは「スパーズの男は、ゴールが取り消されるたびにイエローカードを受けている」とジョークを飛ばしていた。
メイソンは、同じ職業に就いているプロフェッショナルを馬鹿にしたり批判したりするのは好きではないと次のように語った。
「僕は、他のヘッドコーチやマネージャーの仕事や彼らが自分のフットボールクラブのために取り組んでいることを批判する立場にあるとは思っていないよ」
「リッチーは、正直、周りの選手のことは考えていないと思う。おそらく、彼自身のプライドとその決意が、何よりその原動力になっているんだ。リッチーはそういう男だよ。たぶんね。もしかしたら、彼はそれ(ポッドキャスト)を聞いたり、見たりしているのかもしれないって?そうかもしれないね。もしかしたら、それを聞いて力を漲らせるかもしれない。どうだろうね。そこまでは本当にわからないよ」
「まず第一に、コーチであればやらないだろうし、選手としても僕はやったことがない。そういうことはあまり好きではないんだ。僕らは皆、ベストを尽くそうとしているんだよ」
「僕らはみんなプロフェッショナルだ。一生懸命やっている。このレベルに到達するため、このレベルで競争するために人生を捧げているんだ。だから、個人的にそういうことはあまり好きではないんだよ」
「でも、選手の立場から言うと、僕はクラブと契約している。僕はあるクラブ(ハル・シティ)とクラブ最高額の移籍金で契約をしたことがあるんだ。だから、恩返しをしたいという気持ちはよくわかる。リッチーについてひとつだけ言えるのは、いつもピッチに入ったときは、エネルギーを注いでくれることだ。わかるだろ。彼はファイターなんだ」
「彼はハードに働き、ハードにトレーニングし、責任から逃げたりするようなところは見たことがない。もちろん、僕らはもっとゴールを期待していたし、彼自身ももっとゴールを決めたかっただろうけど、そうはならなかった。これから最後の2試合でもっと影響力を発揮してくれて、ゴールを決めてくれることを期待するよ」