アントニオ・コンテ:エバートン戦を控えての記者会見+1

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「アウェイで戦うということがどういうことなのか、私も選手だったのでよく分かっている。スポルティング・リスボンやアイントラハト・フランクフルトとの試合のことも覚えているし、一方で彼らがイングランドのスタジアムでプレーするのはとても難しいだろう」

「ノッティンガム・フォレスト戦は本当に大変で、たくさんの喧騒があったんだ。我々はそれをホームで実践しなければならない。我々のファンが12人目の選手となるんだ。迎え撃つチームが1人多くの相手とプレーしなければならない状況を作るんだよ。トッテナムにとっては、ファンにとっても、選手にとっても、私にとっても、これは重要なことなんだ」

元ユベントスのミッドフィルダーは、自身のキャリアで最も威圧的な雰囲気の中でプレーしたことについて語った。

「だいたい国外での試合がそうで、イングランドはややこしかったね!」

「選手として、あるいは監督として、とんでもない雰囲気を感じることになるので、イングランドのチームと対戦するのは簡単なことではないんだ。楽しめると同時に、威圧感もあるんだよ。スタジアムはいつも満員で、観客もたくさん後押ししてくるし、ファンタスティックで素晴らしい雰囲気だから、威圧感もあるんだ」

夏にトフィーズから昨シーズンのベスト・プレーヤーであるリシャルリソンを6000万ポンドで獲得したスパーズは、そのトフィーズを週末にホームに迎え撃つ。25歳のブラジル人ストライカーはこれまでトッテナムでうまくフィットしているが、コンテは彼がハリー・ケイン、ソン・フンミンと3人でプレーすることに当初は疑問を持っていたことを認めた。

「3人のストライカーを並べてプレーする場合、求められるプレーのタイプがよりダイレクトなものになることを理解しておかなければならない。3人のストライカーがいるからと言って、ポゼッションを高めるのではなく、中盤の選手は2人だけなんだ」

「一方で、ゲームをコントロールしにくくなるが、他方ではソニー、ハリー、リシャルリソンという3人のストライカーがいることもわかっている。残りのメンバーで、ゴールするためにベストな状況に持っていかなければならない」

「正直、最初の頃はリッチー、ハリー、ソニーのような3人のストライカーを配置するバランスに疑問があったね。もちろん攻撃に出なければならないのはわかってるが、同時にチームの競争力を高めるには適切なバランスが重要になるんだ」

「当初は3人を並べることに懸念があったが、実際にやってみて、リッチー、ソニー、ケインという3人のストライカーがチームのためによく働いてくれるので、その最高の答えを見出せたよ。この3人のストライカーは、攻撃面では多くの可能性を与えてくれるし、同時に守備面でも良いバランスを保ってくれているからだ」

スパーズはプレミアリーグで3位につけており、首位を走るノースロンドンのライバル、アーセナルとは勝ち点差4。そして今シーズン、プレミアリーグでは1度しか負けていない。ワールドカップに向けたウィンターブレイク前に勝ち点をいくつにしたいかと尋ねられたコンテは、単純に昨シーズンを上回りたいと答えた。

「難しいことだが、1試合1試合、勝点を積み重ねていかなければならない。予想するのはとても難しいよ。イングランドでは、プレミアリーグのすべての試合が簡単ではなく、たくさん戦わなければならない」

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