トッテナム・ホットスパーのボスは、クラブとの契約状況や、ノースロンドンでの生活への満足感を語っている。
トッテナム・ホットスパーのアントニオ・コンテは、自身の契約更新についてクラブに要求するかを問われ、「今は時期が悪いから」したくないと答えた。
昨年11月にスパーズの監督に就任した際、2023年夏までの契約にサインし、クラブはその夏に延長するオプションもあるとFootball Londonは理解している。昨年、コンテとクラブの双方が延長に同意しなければならないとの報道がでていたが、実際にはトッテナムのみに延長の権利があり、いつでも望むときに延長を選択できることを、先週、Football Londonは報じていた。
スパーズを昨シーズン4位に導き、チャンピオンズリーグ出場権を獲得したコンテは、今シーズンを無敗でスタートさせたことで、今は落ち着いているコンテが新たに魅力的な契約を締結しての期間延長に向けた話し合いに入るかもしれないという話もでているほどである。このヘッドコーチは、木曜日に古巣であるユベントスへの移籍に関する情報を否定し、ノースロンドンでとても満足していることを明かした。
ワールドカップの開催期間中にクラブでの活動が中断するため、クラブと契約について話し合う良い機会であるかと尋ねられたコンテは、次のように語っている。
「正しい時期というのは存在しないよ。明日かもしれない。プレミアリーグの最終日かもしれない。私とクラブにとって最も重要なことは、一緒に続けていくことであり、同じ方向に進みたいと相互に理解することだ」
「それが最も重要なことでそれ以外は問題ないと思うよ。それ以外の状況はないだろう」
「過去に言ったことだが、クラブに残ることを確信するために新たな契約は必要ないんだ。また、クラブにとっても、私のような監督やスタッフがいることは、良い投資だろう。その時その時で、ベストな決断ができると思っている」
「今現在、私は本当に幸せだよ。今はまだその時期ではないので、クラブに状況を押し付けるつもりはない。まだシーズンが始まったばかりで、一緒に日々を過ごし、理解し、協力し続けるには長い時間が必要なんだよ」
現在の契約とスパーズの延長オプションについて質問されたコンテは、自分にとって契約は最も重要なことではないと繰り返した。
「契約じゃない。オプションじゃないんだ。クラブと監督が一緒に仕事をしたいのであれば、一緒に仕事をし続けるだろう。もし一緒に仕事をしたくないのであれば、その関係は終了する。だから契約は重要なことではないよ」
「私にとって大切なのはトッテナムでの仕事を渡しが存分に楽しめていることだ。選手たちと一緒に、そして特に、ダニエル(レヴィ)とファビオ(パラティチ)とは良い関係だからね」
「問題ないよ。だってクラブは現状に満足してくれていると思うからね。このまま見届けたいとおもってくれてるだろう。現時点で、トッテナムの現在とトッテナムの未来にとって最も重要なことは、最高の結果を出すことだ。インターナショナル・ブレイクの後、完璧な体調でない選手も戻ってくるだろうから注意しなければならないね」