90年代のクリンスマンやシェリンガムから今世紀のベイルやソンまで…トッテナムのプレミアリーグ最高の移籍ビジネス

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クリスチャン・エリクセン

現代のファンデルファールトだが、より高い運動量を誇る。トッテナムでのキャリアがすでに終わったことで、アヤックスから移籍してきたこの男がクラブに与えた影響を見直す人もいる。しかし、彼は本当にスパーズの偉大なデンマーク人であり、プレミアリーグで最も創造的で生産的な選手の一人となった。

305試合に出場し、90アシスト、69ゴールと合計159ゴールに関与したエリクセンは、プレミアリーグでの6年半の間、誰よりも広くピッチをカバーした。彼が良いプレーをしたとき、トッテナムも良いプレーをしていたのだ。

ウーゴ・ロリス

スパーズには、エリク・「ザ・バイキング」・トルストベットやポール・ロビンソンがいたが、ゴールキーパーに関しては、ロリスがプレミアリーグ時代のスパーズにおける最高の存在に君臨している。

ワールドカップを制覇した守護神は10年間クラブに在籍し、そのキックの精度は時折荒く、1シーズンに1つか2つのミスがあるが、リヨンからたったの1180万ポンドで加入して10年間に渡ってフットボール界における最高のゴールキーパーの一人でありつづけたのだから、それは単なる小さな不満に過ぎないだろう。

加入当時の2012年、リヨンはスパーズがロリスを放出した時にその移籍金の20%を得ることができる条項を移籍契約に織り込んだ。それから月日は流れ、リヨンはいつまで経ってもその条項から得るものはないままだ。ロリスは、あらゆる意味でトッテナムの移籍金を稼いでくれているのだ。

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