ソン・フンミン:周りで助けてくれる人がいたことも本当に大きかった

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しかし、チームメイトは皆がソンのところに向かっていき、そのリアクションから、ゴールから遠ざかっていたソンのゴールがいかに嬉しかったかがうかがえた。試合後、エリザベス2世の逝去に対して、ゴール・セレブレーションを控えたのかを聞かれたソンは、自分の人生の中で重要な人物のことが頭に浮かんだので、そのことを思い出したのだと答えた。

「女王に?いや、彼女のことは考えていなかったので、それは本当に申し訳ないよ」

「英国の外から来たけど、女王のニュースを聞いたとき、本当に、本当に悲しいニュースだと思った。彼女はずっといるものだと思っていましたからね」

「あのセレブレーションについてだけど、僕は動けなかったんだ。僕自身、感情的になってしまい、どうしたらいいのか分からなかった。ただ立ち止まって、空を見て、観客を見ていた。頭の中には、家族、スタッフ、チームメイト、サポーターのみんなのことが浮かんでいたね。だから、ただそこに立って、感慨にふけていたんだよ」

昨シーズンはゴールデンブーツを獲得するほどの活躍を見せたが、開幕から8試合で無得点というのは、誰もが驚くことだった。試合後、その瞬間が選手の脳裏をよぎることがあるが、ソンは試合結果やピッチ上のパフォーマンスに関わらず、常に試合のことを考えていると明言している。

「いいかい。僕はフットボールを愛して生まれてきて、恋に落ちて、今もフットボールを愛して、いろんな思いを家に持ち帰っているんだよ」

「僕は攻撃的な選手だ。もしゴールを決めたり、決定的なチャンスを作ったり、自分にチャンスがあったとしても、自分がゴールを決められないならどうやって喜べばいいんだい。もし僕自身がゴールを決められなくて、それで満足しているのなら、おそらく僕はここに辿り着けてないだろうね」

「たとえ試合に勝ったとしても、自分のパフォーマンスについて、もっとうまくやれたとか、チャンスを逃したミスをどう修正するかって、悲しい思いをしながら家に帰ることもある。僕はいつもフットボールのことを考えているんだ。そう、苦しいときでもフットボールが好きで、そのためにここにいるんだと思うよ」

では、昨シーズンのプレミアリーグのゴールデンブーツを獲得したことで、彼がゴールを決めることはより難しく辛くなったのだろうか?

「いや、もちろん、多くのことを成し遂げれば、人々の視線や注目は集まるだろうけど、僕はそのためにここにいるからね。もっといいプレーをして、学んでいくのさ」

「フットボールにおいてもそうだし、人生においても同じだよ。僕はまだ若いし、プレミアリーグでいろいろなことを学びたいんだ」

「もちろん、最初の2~3試合は大変だったけど、これは教訓なんだよ。僕はいつもそうしてる。正直なところ、僕は18歳ではない。いつまでも18歳でいれたらよかったけど、プロのフットボール・チームでの経験がある。悪い時期もあったし、素晴らしい時期もあったんだ」

「良い時期でも多くのことを学んだし悪い時期でもそうだ。人生というものは、悪い時期にこそ良いことを学ぶものだと思う。それが今、僕がしていることなんだ。悪い時期があったとしても、多くのことを学ぶことができたし、周りで助けてくれる人がいたことも本当に大きかったよ」

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