マット・ドハティへの疑問が浮上 – アントニオ・コンテはこれまでエメルソン・ロイヤルを常に優先してきたが…

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Football London/Emma de Duve

アントニオ・コンテは今シーズン、トッテナムでマット・ドハティにあまり出場機会を与えず、右ウイングバックのファーストチョイスとしてエメルソン・ロイヤルを選んでいる。

これから多忙な試合日程を控えているなかで、今シーズン、ここまでは堅実なスタートを切っている。アントニオ・コンテ率いるスパーズは開幕から4勝2分けで、現在、2位マン・シティと勝ち点で並んで3位につけている。

リリーホワイツは土曜日にペップ・グアルディオラ率いるシティと、数週間後にはアーセナルと対戦しなければならず、厳しい試合が待っているだけでなく、コンテはチャンピオンズリーグに向けた準備も行っている。スパーズのグループにはフランクフルト、スポルティングCP、そして最初の対戦相手であるマルセイユも含まれる。

試合数が多いため、コンテはチームをローテーションさせ、週末のフラム戦では5人の選手を入れ替えたさせた。コンテは夏の移籍マーケットで、トッテナムの選手層に厚みを増しただけでなく、クオリティも向上させている。

スパーズは7人の選手を獲得し、すべてのポジションに2人の選手が揃うようにした。これにより、53歳の指揮官はフィールドのすべてのエリアでローテーションを組むことができ、また、これまでは毎週プレーしていた選手たちが休息をとることができるようになった。

コンテは今シーズン、ここまで6試合すべてでエメルソン・ロイヤルを右ウイングバックに起用しており、このポジションは最も選択肢が多いにもかかわらず、まだローテーションしていない数少ないポジションの一つである。2021/22シーズン、マット・ドハティは怪我のため早々にシーズンを終了したが、トッテナムが韓国ツアーの際に、彼はその回復具合について話した。

「走り始めたら、どんどん調子は上がっていくよ。膝の回復には少し時間が必要かもしれないが、それは普通のことだからね。トレーニングを積めば積むほど、痛みも消えていくだろう。それはわかるよ。時々痛むけど、時間が進むに連れて和らいでいくよ」

コンテも7月末にドハティのフィットネスについて話している。

「この次点で我々には2人の選手、ペリシッチとドハティがいるが、彼らは長い負傷の後、かなり苦労しているので、トレーニングを続けて体力のピークに到達しなければならない」

「我々は忍耐が必要だ。この選手たちが本当にフィットするように時間を与える必要がある」

ドハティはこれまですべての試合でベンチ入りしているが、開幕戦でサウサンプトン戦の87分に出場したのみだった。土曜日、コンテはこの30歳の選手について聞かれ、以前はドハティがイタリア人の右サイドのファーストチョイスであったことを示唆した。

「ああ、でも彼は深刻なケガをしていて、正直なところ、フィットし、良いフォームを取り戻すのにとても苦労したんだ。彼は(7月31日の)ローマ戦でプレーし、この2週間、この20日間で、そのローマ戦の頃に比べれば、良くなっていると思う」

「昨シーズン、彼がファースト・チョイスになったと言ったが、私は勝ちたいので、ベストのスターティング・イレブンを選びたいんだ。今、私が彼を選ばないということは、他の選手がより多くの保証を与えてくれることを意味する。私は彼を信頼しているし、すべての選手を信頼しているが、選手たちは私が勝利を望んでいることをよく知っている。私は勝ちたいので、どの試合でもベストなスタメンを選ぶよ」

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