ジャーメイン・デフォー:アントニオ・コンテのような監督になりたい

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ジャーメイン・デフォーが、来週からトッテナムのアカデミーで指導者としての仕事を始め、新たなキャリアの第一歩を踏み出す。この元イングランド代表ストライカーは、フットボール界において指導者として著名になる黒人が少ないにもかかわらず、早くマネージャーとしてのチャンスを得たいと考えているようだ。

39歳のデフォーは、今年3月に23年の選手としてのキャリアを終えて、コーチング・バッジの取得のための期間、U-17からU-21スパーズの指導にあたることになる。

スパーズの新らたなクラブ・アンバサダーにも就任したデフォーは、Standard Sportに次のように語っている。

「現実的に考えて、黒人のコーチは多くはないけど、時間を無駄にしたくないんだ」

「とにかく監督になるチャンスを掴みたいんだよ。黒人だからなんて関係ないし、監督になるチャンスもあるはずだ。俺には十分な実力があるからね」

「俺がフットボールを知らないとは誰も言えないさ。1999年にデビューし、34歳でイングランド代表に復帰し、文字通りこの前プレーを終えたばかりだ」

「これだけの長いキャリアをこなしてきて、指導が発展し、フットボールが発展し、戦術が変貌していくのを見てきたんだよ。俺ができることはたくさんあると感じてるよ」

「スティーヴィー(ジェラード)、フランク(ランパード)、チェルシーでバッジの取得を目指してるアシュリー・コール、ジョーイ・バートン、スコット・パーカーなど、一緒にプレーした選手を見ていると、『同じ道を歩んできたんだから、自分も同じようにできるはずだ』と思うよ」

スパーズは、クリス・ヒュートン、クリス・ラムジー、レス・ファーディナンド、ジャスティン・コクラン、そして故ウーゴ・エヒオグなど、これまでに黒人の指導者を輩出してきた実績のあるクラブである。

昨シーズンにコーチング・バッジの取得を進める間に高い評価を得たことで、フルタイムのアカデミーのコーチとなったプレミアリーグの元名プレーヤーであるヤヤ・トゥーレを含む、スパーズ・アカデミーのコーチたちにデフォーは加わることになる。

UEFA Bライセンスの取得を間近に控えたデフォーは語る。

「トッテナムは、多くの称賛に値するよ」

「俺が引退する前から、クラブからコンタクトがあったし、そこで『君が選手としてのキャリアを終えたら、ここに戻ってきてほしい。コーチング・バッジの取得を全面的にサポートするよ』と言ってくれたんだ。そういうところがあるから、俺はトッテナムに長く在籍することができたんだよ」

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