トッテナム・ホットスパーが土曜日のプレミアリーグ、リーズ・ユナイテッド戦に4-3で勝利した後、1月の移籍、ハリー・ケイン、そして今シーズンの目標についてアントニオ・コンテが発言した。
良い点も悪い点もすべてが凝縮されたこの試合をどう総評しますか?
4-3というのは魅力的なフットボールだと思うので、このような試合をスタジアムで観ることができれば、多くの、多くの、多くの人たちを喜ばせる試合だったと思うよ。でも、ポジティブな面を挙げるなら、選手たちはこの苦しい時期に素晴らしいキャラクターを見せてくれたということだ。
これまでも多くの試合で我々は劣勢に立たされていたのだが、そこから我々は立て直してきたんだ。だからこそポジティブにとらえるなら、選手たちが素晴らしいキャラクター、強い思い、あきらめない気持ち、そして勝利への信念を示してくれたことだと思うよ。
私は毎日、このコンセプトを伝えるようにしている。つまり、試合を始め、最後まで戦い、何が起こったかを確認する必要があるんだ。決してあきらめないこと、これが我々の信条だよ。これはポジティブな面だね。
ネガティブな面として、3失点というのは決して良いことではない。競争力を高めたいチームにとって、3失点は決してポジティブなことではないよ。だから良い結果を出したいのであれば、安定性を見出す必要がある。
これまでの期間は、安定感を見せることができなかった。43日間で13試合をこなすというのは本当に大変なことで、トレーニグのピッチ上で戦術的な修正をすることは不可能だったんだ。(試合の後)1日で回復し、次の日は試合に向けて準備をする。戦術面での取り組みができず、何かを欠いたままで戦い続ければ、特に守備面で我々は大きく崩れてしまったと思うよ。
でも、チャンピオンズリーグではグループリーグを首位で通過し、プレミアリーグでもトップ4に残ったので、そこは我々にとって良いニュースだ。このことは、努力が実を結んだことを意味すると同時に、選手たちの献身的な行動や振る舞いを本当に満足しなければならない。正直なところ、すべてを考慮しなければならないが、だからこそ、シーズン前半戦は本当にいい仕事をしたと思っている。
守備面の改善に「冬の移籍マーケットでの補強」が必須だと思うファンは多いけど、コンテのこの発言は「戦術的な修正」さえできれば現有戦力でもある程度は戦えたと考えているかもしれないね。ただ、以前は失点の原因を「個のミス」と振り返ったこともあっただけに、どのように評価して、移籍マーケットに動くのかが注目だね。