The Telegraph/Mike McGrath
プレミアリーグで印象的なデビューを飾ったアルゼンチン人センターバックが、アタランタから完全移籍でスパーズに加入することになった。
トッテナムは今月中にクリスティアン・ロメロと長期契約を結ぶオプションを発動し、4100万ポンドの完全移籍を成立させる予定だ。
このアルゼンチン人センターバックはイタリアのアタランタからローンで加入しており、スパーズがこの契約を完全移籍に変更する期限は8月後半までに設定されている。
スパーズは、ロメロのプレミアリーグでの印象的なデビュー・シーズンを高く評価して、ロメロを自分たちの選手とするつもりだ。この元ユベントスのディフェンダーは、アントニオ・コンテのトップチームでの地位を確立し、シーズン後半にはそのパフォーマンスでチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。
また、4-1で勝利したサウサンプトン戦では、エリック・ダイアー、ベン・デイヴィスと共にコンテの3バックで先発出場した。
プレミアリーグの他のクラブやヨーロッパのクラブがロメロのポテンシャルに目を見張る中、スパーズはイタリアのクラブからのローン中のこのディフェンダーをと完全移籍で獲得しようとしている。
ロメロは昨シーズンからクラブにいたが、スパーズの忙しい夏の移籍マーケットでの補強の一部となるであろう。コンテはイヴァン・ペリシッチ、ジェド・スペンス、リシャルリソン、イブ・ビスマ、クレマン・ラングレを獲得し、クラブは再びトップ4争いに挑戦することが期待されている。
また、スパーズはU-21イタリア代表の左サイドバックとしてプレーするデスティニー・ウドギと契約する構えだが、セリエAでプレー時間を与えるためにウディネーゼにローンバックされる予定で、クラブはこの19歳を将来のための投資と見なしている。
スパーズは、今月末に移籍マーケットが閉じる前に、まだ創造力のあるミッドフィルダーの獲得に動く可能性がある。トッテナムのオーナーで巨万の富を持つジョー・ルイスは、夏の移籍マーケットでコンテに大きな支援を保証するために、クラブに1億5千万ポンドの追加資金を投入した。
この増資の発表はコンテに対する明確な意思表示であり、スポーツディレクターのファビオ・パラティチがイタリア人監督のために選手を探し出し、獲得に向けた交渉にあたることになる。