ペリシッチによる変化
ホームでの先発デビューを果たしたイヴァン・ペリシッチは、かなり悲惨な前半戦のチームの内容の中で、スパーズでは最も輝いていた。しかし、彼の長所を活かすには、コーナーが欠けていた。
ペリシッチはチェルシー戦の後半に交代で入った後、右足と左足で2つのコーナーを放った。左足で放ったコーナーから、ハリー・ケインが土壇場で同点弾を決めている。
よって、この試合の前半にソン・フンミンがすべてのコーナーを担当したのは驚きだった。しかし、ペリシッチがコーナーを担当するようになり、スパーズがテンポアップしたことで、後半からは状況が一変した。
ソンとロリスの喧嘩
ソン・フンミンとウーゴ・ロリスは以前、試合中の不和を経験したことがある。トッテナムの2人は、2020年のエバートン戦で勝利した際に、ピッチを出て行くときに口論しているところを目撃された。
ロリスは後に、ソンが守備に戻ってこず、前半の終盤にエバートンにシュートを許したことの原因になったからだと記者団に語った。しかし、ソンはいつも穏やかで、ロリスは「叫んで騒ぐ」タイプのキャプテンではないので、見ていて不思議な感じがした。
そして、この試合でその第2ラウンドが始まるところだった。ロリスはソンに檄を飛ばし、それが少しの間、言い合いになっていた。ロリスは、スパーズがカウンターを繰り出すために投げる選択をしたかったが、その受け手となるはずだったソンは遅効を選択し、投げないようにと返したのだ。
ハリー・ケインの新たな記録
トッテナムのエースであるハリー・ケインがさらなる記録を更新している。
先週末のチェルシー戦では同点ゴールを決め、プレミアリーグの歴代ゴール数でセルヒオ・アグエロと並んで4位に浮上した。また、そのゴールは別のアグエロの記録にも並んでおり、同じクラブでのプレミアリーグ最多得点記録を樹立した。
そして、土曜日のウルブズ戦でのゴールで、2つの記録でケインはアグエロを抜き、プレミアリーグの得点ランキングでは単独4位となり、1クラブでのプレミアリーグの最多ゴールスコアラーとなった。また、この得点はトッテナムにとってホームでのプレミアリーグ1000ゴール目となった。