ソンとロリスの喧嘩、ペリシッチの交代、ケインの記録 – トッテナム対ウルブスで注目した5つの出来事

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Football London/Lee Wilmot

トッテナム・ホットスパー・スタジアムでウルヴァーハンプトン・ワンダラーズに挑んだトッテナムは、ベストな状態とは言えなかった。チェルシーとのアウェーゲームでの2-2の引き分けに続き、スパーズのパフォーマンスについてそのような評価になるのは2試合連続となる。

しかし、どちらの試合でもスパーズは負けなかったという点で共通している。チェルシーと引き分けた後、スパーズはウルブズ戦でベストな状態ではなかったものの勝ち点3を獲得し、プレミアリーグの首位に躍り出た。

ハリー・ケインはスパーズのヒーローであり、ソン・フンミンのコーナーキックをイヴァン・ペリシッチがフリックしたところで、この試合の唯一のゴールを決めている。この試合ではケインとソン・フンミンが2度ポストを叩いたものの、このゴールで十分だった。

では、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでのこの試合で注目した5つの出来事を紹介する。

ホドルとパラティチの出会い

トッテナム・ホットスパー・スタジアムのキックオフ前に、トッテナムの過去と現在が出会った。スパーズのレジェンドであるグレン・ホドルは、現地英国でリリーホワイツのホームゲームをテレビ中継するときに、しばしばその番組に出演する。選手としても監督としてもスパーズに貢献したホドルは、ウルブズとの試合でBT Sportに出演していた。

ホドルは試合前、旧友であるオジー・アルディレスと共にいたが、オジーもまたBT Sportに呼ばれ、キックオフ前に試合に向けての見識を披露してくれた。しかし、キックオフ前にBT Sportのカメラに映らなかったものがある。それは、ホドルがスパーズのフットボール部門のマネージング・ディレクターであるファビオ・パラティチに会ったことだ。

ホドルとパラティチは、試合開始前にピッチの上で握手し、談笑しているところを目撃された。パラティチは今シーズン、アントニオ・コンテのために7人の選手を獲得し、移籍マーケットで多忙を極めている。おそらくホドルは、12日後の移籍マーケットの期限日までに8番手の補強として獲得すべき選手についてアドバイスをしていたのだろう。

注目を集めたロナウド

前半の試合内容に失望したであろうの一人が、ロナウドだった。このブラジルのレジェンドは、そのキャリアにおいて優雅にゴールを決め、同世代で最も才能のある選手の一人として広く知られていた。

前半を終えての小休止の際に、テレビカメラが彼に照準を合わせたとき、彼は特に感心した様子もなかった。しかし、なぜ彼はこのスタジアムで試合を観ていたのだろうか?

スポーツウェアの巨大企業であるNikeのゲストとして、プレミアリーグの試合を観戦していたのだ。Nikeは2018年にスパーズと15年契約を結んでいる。

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