Football London/Alasdair Gold & Rob Guest
ジャフェト・タンガンガは、この夏にセリエAのACミランに移籍すると言われていたが、現在は、ノースロンドンに留まる可能性が高いようだ。
ジャフェト・タンガンガは、木曜日の移籍マーケットの期限の後もトッテナムに残るようだと、football.londonは伝えている。このところ怪我が多く、トップチームでのレギュラーを逃していたため、この夏が選手本人にとって重要となる。
過去にも何度か移籍マーケットでセリエAへの移籍が噂され、ACミランとローマがこの夏の23歳のディフェンダーの獲得に言及していた。ノッティンガム・フォレストも、このディフェンダーの獲得に熱心なクラブだったが、選手本人の希望は、移籍するのであればACミランであるとfootball.londonは先週火曜日に報じていた。
しかし、この段階でクラブはこの夏の移籍を取りやめ、当分の間、ノースロンドンに残すことを考えていると、football.londonは理解している。移籍マーケットの最終局面でこの考えが覆ることは否定できないが、現時点で彼の退団は優先度が落ちている。
この決断は、木曜日の移籍マーケットの期限までに新たなディフェンダーの獲得の可能性に大きな影響を与えることになるかもしれない。アントニオ・コンテは、スパーズのウルブズ戦の前と後の両方で、現在のチーム戦力から退団する選手が出れば、代わりとなる選手を補強しなければならないことを強調した。
ジョー・ロドンがローンで退団したにもかかわらず、この夏にクレマン・ラングレを補強したトッテナムは、エリック・ダイアー、クリスティアン・ロメロ、ベン・デイヴィス、ダビンソン・サンチェス、そしてタンガンガに加えて、ディフェンスの戦力が充実している。しかし、選手層が薄くなりすぎないように、各ポジションに2人ずつ選手を配置することが肝要だ。
2019/20シーズンにトッテナムのトップチームに昇格して以来、タンガンガはその多才さゆえにバックライン全体で多くの役割を担ってきた。サウサンプトンがトッテナム・ホットスパー・スタジアムを訪れた開幕戦でベンチ入りを逃した元U-21イングランド代表は、その後からここ3試合ではベンチ入りしているが、今シーズン出場機会がないままとなっている。
しかし、コンテは今後数週間、チームをローテーションさせる予定であり、その間にタンガンガが必要なプレー時間を与えられる可能性がある。月曜日の午後、試合前の記者会見で、コンテは今後の補強の可能性について尋ねられ、クラブが彼の意見を知っていることを強調した。
「クラブと話をしたよ。パラティチとも、ダニエル・レヴィとも話し、私の意見も伝えてある。でも、あなたもよくご存じのように、一番大事なのはクラブが私の意見を知ることだ。何かするにしてもしないにしても、それはそれでいいんだよ」
