ピエール・エミール・ホイヴィア:引き分けを祝うのは僕には難しいよ

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デンマーク人ミッドフィルダーが、スタンフォード・ブリッジで行われたチェルシーとの2-2の引き分けに終わった試合のパフォーマンスとその余波について語った。

ピエール・エミール・ホイヴィアは、2-2で引き分けたトッテナム対チェルシーの試合終了のホイッスルの後、アントニオ・コンテとトーマス・トゥヘルの両監督にレッドカードを出した主審の判断は不必要だったと考えているようだ。

スタンフォード・ブリッジで行われたロンドン・ダービーの試合終了のホイッスルが吹かれた後、2人のヘッドコーチは共にレッドカードを提示された。コンテは試合後、すぐにトゥヘルと握手をしようとしたが、トゥヘルはコンテの手を強く握り、離そうとせず、その動作の流れでコンテを自分の方に引き込んだのである。

両者は顔を合わせ、トゥヘルは帽子の先をコンテの頭に押し付けながら、自分の目に向かって2本の指を差し、イタリア人に「握手するならこっちを見ろ」と言ったいた。そのため、両ベンチと選手が押し寄せ、周囲は大混乱となったが、様々な選手が抑えつけられただけで、それ以上、肉体的な危害が加えられることはなかった。

この日、スパーズの1ゴール目を挙げたホイヴィアは、両監督の間に起こった出来事を見なかったとしながらも、主審の対応を少しやり過ぎだと感じたという。

「僕は見ていないんだ」

「(コンテの情熱的な振る舞いは)監督の個性であり、監督が選手にも期待しているものなんだ。あれが重要なんだよ。この場合、審判は試合終了後に『OK、この試合ではカードは必要ない』と言って、そのままにしておくこともできたと思うんだ」

「判定についてコメントするのは難しいけど、試合後に審判がレッドカードを出す必要はなかったと思うよ。でも、僕は何が起こったか見ていないから、この問題についてコメントすることはできないね」

ハリー・ケインの土壇場での同点弾で勝ち点1を手にし、スパーズはファンと共に歓喜に沸いたものの、ホイヴィアはチーム全体のパフォーマンスに感心できず、スパーズの選手たちが感情的になりすぎているところがあったと感じているようだ。

1年前のトッテナムがあのような形で同点に追いつくことができたか、という質問には、ホイヴィアは次のように答えた。

「過去は過去だよ」

「大切なのは、事実と現在だ。引き分けを祝うのは好きではないけど、今日のチームは良いキャラクター、良い立て直しを見せれたし、ファンに祝福できることを与えることができたのも良かったよ」

「でも、試合の中で、ゲームをコントロールすることがあまりにもできていないと思う時間帯があったね。特に1-1の後は、少し感情的になりすぎて、試合のコントロールができなくなっていたように思う」

「この試合は、僕目線だとチームとしてそれほど良いものではなかったけど、やはり、僕らが追いついたことや、それと信じ抜いたことが重要だった。これは間違いなく前進なんだけど、引き分けを祝うのは僕には難しいよ」

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