Yorkshire Live/Nathan Hemmingham
17歳のウィル・ランクシャーがプレミアリーグのクラブと契約した。
この10代のストライカーは、出来高込みで最高250万ポンドとなる移籍金でトッテナムに加入した。
昨年、アーセナルから放出された後、シェフィールド・ユナイテッドと契約したこの17歳は、今朝、スパーズの選手としてお披露目され、ロンドンに戻る移籍を完了させた。
ポール・ヘッキングボトム監督はこの移籍を不本意ながら受け入れなければならず、「ファンタスティック・ビジネス」と表現している。
理想を言えば、ブレイズのボスは、U-18とU-23のチームで48試合に出場して38ゴールを決めたこの有望株をブラモール・レーンに留めておきたかっただろう。
しかし、奨学生としての契約があと12ヶ月で切れるため、シェフィールド・ユナイテッドは彼をフリーで失うリスクを抱えていた。
クラブはプロ契約の締結を望んでいたが、プレミアリーグのトッテナムとブレントフォードがすでに関心を示しており、彼がクラブと契約をしてくれる保証はなかったのだ。
あと12ヶ月間、クラブに残すことでも補償金が発生するが、トッテナムと交渉の末に得た移籍金の金額には遠く及ばないだろう。
スパーズ・ファンのランクシャーは、父親とともにアントニオ・コンテのチームへの移籍を希望しており、ヘッキングボトムも「ゴールを決める才能のある選手」である若きストライカーの今後の活躍を祈っている。
また、ヘッキングボトムは、彼を最初にクラブに連れてきたアカデミーのスタッフの素晴らしい仕事にも賛辞を送った。
ヘッキングボトムはYorkshire Liveに対し、「いろいろな意味で良い契約だ」と語っている。
「選手として、我々は彼のことをとても気に入っている。彼はゴールを決める才能があると思うし、スティーブ・ホームズ(アカデミー採用責任者)、ジャック・レスター、そして昨年のアカデミーのスタッフ全員が、あの選手を獲得してくれたことを評価しているよ」