CaughtOffside/Mark Brus
チェルシーのスカウトがバイエル・レバークーゼンの20歳ピエロ・インカピエを注視しており、ファブリツィオ・ロマーノは2023年に大きな移籍の可能性がある選手として、同選手を推している。
この才能あるエクアドル代表ディフェンダーは、ブンデスリーガで印象的なプレーを見せ、新オーナーのトッド・ベーリーのもとでクラブの再建を続けるチェルシーの低迷するチーム戦力にとって、高いクオリティの補強になる可能性があるようだ。
CaughtOffsideのデイリー・ブリーフィングに出演したロマーノは、チェルシーがインカピエに興味を持っていることを明かしたが、今のところ移籍に向けては特に進展はないとのこと。
ロマーノは、トッテナムやインテル・ミラノ、ナポリといったクラブもこの20歳のセンターバックの動向を見守っており、もし2023年に彼が移籍することになった場合は、熾烈な争奪戦になる可能性があると付け加えている。

チェルシーの関心について、ロマーノは次のようにコメントした。
「ピエロ・インカピエはチェルシー、インテル、ナポリ、トッテナム、他にもスペインのクラブなど、多くの重要なクラブからスカウトされているよ」
「でも、まだスカウトをして選手を見定めている段階で、今は交渉について何も進展はしていない。彼はとても優秀な興味深いセンターバックで、2023年に移籍するチャンスがあるだろう」
最近、ロマーノはチェルシーがRBライプツィヒに所属するクロアチア代表のヨシュコ・グヴァルディオル(20)に興味を持っていることも明らかにしており、インカピエもウェストロンドンのクラブが注目している才能ある若手センターバックの一人となる。
グラハム・ポッターは、ベテランのブラジル人センターバック、チアゴ・シウバ(38)の長期的な後継者の補強を考えるのは当然で、カリドゥ・クリバリ(31)も若くはなく、ウェズリー・フォファナ(22)はスタンフォード・ブリッジに移籍してから怪我の問題を抱えている。

この夏に2人も主力級センターバックを補強したチェルシーが、まだセンターバックを補強しなければいけないという状況であることを丁寧に説明しています。
