Evening Standard/Dan Kilpatrick
トッテナムは、ミドルズブラのジェド・スペンスの移籍をようやく完了させ、今日、ホットスパー・ウェイでメディカル検査を受ける予定である。
スペンスは、昨シーズンをローンで過ごしたノッティンガム・フォレストを含む他クラブからの関心を拒み、スパーズとの長期契約にサインすることになった。
スペンスは、イヴァン・ペリシッチ、フレイザー・フォースター、イヴ・ビスマ、リシャルリソン、クレマン・ラングレに続くこの夏の6人目の新加入となり、これでスパーズは1億ポンドに迫る補強費となった。
彼らはステーフェン・ベルフワインの退団によって2700万ポンドを回収しているが、さらにタンギ・エンドンベレ、ジオバニ・ロチェルソ、ハリー・ウィンクスとセルヒオ・レギロンを放出することで収支のバランスを取ることを望んでいる。
さらにアントニオ・コンテは攻撃的でクリエイティブな選手の補強を狙っており、移籍マーケットが閉まる前にチーム戦力を向上させるチャンスに対してクラブはオープンである。
21歳のスペンスは昨シーズン、フォレストのプレミアリーグ昇格に貢献し、コンテのチームで右ウイングバックのポジションを争うことになるマット・ドハティとエメルソン・ロイヤルの将来は不透明になる。
今週の韓国へのプレシーズン・ツアーで、ドハティは「ノースロンドンに馴染んでいるし、コンテのチームでポジション争いに挑みたい」と語り、エメルソンはスペインのクラブへの移籍が噂されている。
ソウルで記者団たち前でドハティは次のように語っている。
「(移籍の話は)されたこともないね。僕のプランは、ここに残って、自分のポジションを求めて戦うことだ。この先にエキサイティングなシーズンが待っている。他のクラブに行きたいと思うわけがないだろう?」
コンテは、明日のセビージャとの親善試合を控えた金曜日の午前中に韓国で行われた記者会見で、スペンスに関するコメントを拒否した。