Sky Sports/Lyall Thomas
昨シーズン、チャンピオンシップのノッティンガム・フォレストにローン移籍し、プレミアリーグへの昇格に貢献したジェド・スペンスは、これからトッテナムでプレミアリーグでのプレーを実現することが決まったようだ。
トッテナムはミドルズブラとジェド・スペンス移籍で合意にかなり近づいている。
このフルバックの移籍金は1250万ポンドが確定で、さらに出来高が条件を満たされれば総額2000万ポンド程度まで上昇するもので、最終交渉が進められている。
Sky Sports Newsのマーク・マクアダムは次のように解説している。
「この21歳の選手は昨シーズン、フォレストで46試合に出場し、この夏にはスティーブ・クーパーのチームに完全移籍で加入する可能性もあったが、我々はトッテナムが彼と契約するために熱心に必死であることがわかっているし、選手本人もプレミアリーグでアントニオ・コンテのもとでプレーすることを切望していることも知っている」
トッテナムがスペンスを獲得すれば、イヴァン・ペリシッチ、フレイザー・フォースター、イブ・ビスマ、リシャルリソン、そしてローンで加入したクレマン・ラングレに続く、この夏6人目のの大型補強となる。
スペンスのチャンピオンシップでの成績は?
昨シーズンの開幕前の時点でジェド・スペンスはすでにミドルズブラの主力選手としての地位を確立するだけの働きを見せていた。21歳までにチャンピオンシップの60試合に出場し、その過程で印象的なプレーを披露していたのだ。
しかし、突然、ライバルであるノッティンガム・フォレストにローン移籍することとなり、当時のボロのニール・ウォーノック監督はアイザイア・ジョーンズを右ウィングバックに起用した。そしてフォレストのホームであるシティ・グラウンドで、スペンスは注目の選手となった。
3月にチャンピオンシップ・ゴール・オブ・ザ・マンスを受賞し、その攻撃力、クロス能力、そして遠目からのシュートでフォレスト・ファンを魅了したが、同時に卓越した守備でも、彼が攻撃のみに秀でた選手ではないことを証明した。ちなみに、プレーオフを除くリーグ戦39試合で17回のクリーンシートを記録している。